2022年1月1日~4日 「牧場の少女カトリ」を観てフィンランドに興味を持った
【1月1日~2日】
18時43分に目覚めた。本日からフィンランド語の勉強を始めた。フィンランドに初めて興味を持ったのは高校生の頃。アニメ「牧場の少女カトリ」の再放送を観たのがきっかけだったと思う。
元々は1984年に放送された作品で、1915年頃のフィンランドが舞台。カトリという9歳の女の子が、家計を助けるために出稼ぎに出る。仕事は家畜番(だから「牧場の少女」)。
ある日、カトリは大学生アッキと出会う。彼はカトリの賢さに気付き、自分の本をプレゼントする。それは「カレヴァラ」というフィンランドの民族叙事詩だった。
アッキはフィンランド独立のために奔走している活動家だった。当時フィンランドはロシアに支配されていた。アッキはカトリに「近い将来フィンランドは独立する」と話す。
「今、世の中は大きく変わろうとしている。田舎で家畜番をしている君にはそれが感じられないだろう。しかし新しい時代はすぐそこまで来ているのだ。その時に慌てないために、本を読んで勉強をしておくといい」
アッキはそう助言する。それを聞いたカトリは「でも『カレヴァラ』は古い物語です。新しい時代には役に立たないんじゃないですか」と問う。
アッキは首を横に振り「いや、その逆だ。この『カレヴァラ』にはフィンランド人の心が描かれている」と返す。そして「我々の祖先は厳しい自然の中で生き抜いてきた。その祖先がこの『カレヴァラ』のような物語を作り出したんだ」と続ける。
フィンランドはロシア人のものではなく、フィンランド人のものだ。だからフィンランド人とは何者であるかを知っておく必要がある。これがアッキの言いたかったことだと思う。
私はこの話に感銘を受け、フィンランドという国に特別な関心を持つようになった。そしてついに今日、その国の言語を学び始めた。13時04分に寝た。
【注釈】
この話は第14話の一幕。セリフは正確な引用ではない。
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