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2022年7月【5】 VRChatでロシア人と話した

【A】
VRChatでロシア人と話した。TwitterやInstagramへのアクセスは制限されているが、このゲームは問題なくプレイできるようだ。

プーチンをクレイジーだと言っていたので、そんなことを言って捕まらないのかと尋ねた。ネットに投稿すると危ないが、友人同士で話しているのを密告されることはほとんどないし、されたところで大したことはないとのことだった。

プーチン支持の母親が不支持の息子と喧嘩して当局に通報したという事件があったそうだが、お咎めはなかったという。

以前はモスクワに住んでいたが、今はもっと南のほうにいる。割と戦線に近いと思うのだが、平和なようだ。

徴兵を逃れるために引っ越したという。それぐらいで逃れられるのかと尋ねると、この国の政治は腐敗しているから大丈夫とのこと。「俺は法律を学んだ上で行動しているから」とも言っていた。

韓国では人気歌手が徴兵を逃れるために海外に行き、帰国できなくなったりしているが、ロシアの場合はそこまで厳しくはないそうだ。

彼はこの話を、誰もが出入りできるパブリックワールドで話していた。そのワールドには当時20~30人いた。そして私とは初対面。自分の話を不特定多数に聞かれても構わないと考えていることを意味する。

ロシアでは政権批判をしたら連行されるようなイメージを持っていた。だから彼の言動は意外だった。ただセンシティブな話題なので、通常はロシア人と会っても触れないほうがいいと言われた。

私もこちらから話を振ることはなかった。向こうから話し始めたので、気になっていることを質問した。貴重な話を聞くことができた。

ちなみにこの会話は日本語でおこなわれた。とても流暢な日本語だったが、彼にとってはあくまで外国語。意図とは多少違うことを言っている可能性も考えなければならない。

ロシアから出たいと言っていた。だから外国語を勉強していると(彼は英語も話せる)。日本人もいろいろな事情で日本から出たいと考えるが、今のロシアの若者とは切実さが違うだろう。

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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