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前期ビートルズ派のスピーチ 2023年6月【2】

ビートルズは前期がいい

私は10代の頃から60年代の洋楽を好んでいます。前回はビーチ・ボーイズについて書きました。

今回はビートルズを取り上げます。

ビートルズは前期と後期で作品の毛色が異なります。私は圧倒的に前期が好きです。しかし多くの人は後期が好きなようです。売上枚数を見ても、前期ベスト盤「赤盤」よりも、後期ベスト盤「青盤」のほうが上です。

アルバムなら「リボルバー」までが前期、「サージェント・ペパー」以降が後期です。シングルなら「イエロー・サブマリン」までが前期、「ストロベリー・フィールズ」以降が後期です。

初期・中期・後期で分ける場合もあります。厳密な定義はありませんが「フォー・セール」までを初期、「マジカル・ミステリー・ツアー」までを中期、「ホワイト・アルバム」以降を後期とします。この場合、中期のファンも多いです。

私も中期は好きですが「リボルバー」までですね。「プリーズ・プリーズ・ミー」から「リボルバー」までをくりかえし聴いています。一番好きなアルバムは「ハード・デイズ・ナイト」です。

前期ジョン派

ビートルズファンは「ジョン派か、ポール派か」という話をよくします。私はジョン派です。特に初期のジョン。「オール・アイヴ・ガット・トゥ・ドゥ」などは最高ですね。

初期のライブは何千回観ても飽きません。

特にこのライブは名演です。ジョンが間奏に入る箇所を間違えてシャウトするところは何度観ても面白い(4:45)。また2:26からジョンとポール&ジョージが別々の歌詞を歌っていますが、これはジョンが間違っています。

もう少しマニアックなところでは、62年12月にドイツ・ハンブルクのスタークラブで録音されたライブ。音質は最悪ですが、演奏は最高です。

たとえば"I'm Going To Sit Right Down And Cry Over You"。リンゴの乱打、ジョンのシャウト。なんと熱狂的なパフォーマンスでしょう。若いエネルギーがほとばしっています。

ビートルズの代表曲と言えば「イエスタデイ」「ヘイ・ジュード」「レット・イット・ビー」といったポールの曲とされます。

私にとってのビートルズの代表曲は「シー・ラヴズ・ユー」や「抱きしめたい」です。初期ジョンの曲ですね。個人的ベスト盤をつくると、7割近くが前期ジョンの曲になります。

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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