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最近話題のShopifyって実際どうなの?ACPが立ち上げ時から使っている理由

アジャイル コスメティクス プロジェクト(以下ACP)では、2018年のブランド立ち上げ時から公式サイトの構築にEC構築プラットフォームShopiify(ショッピファイ)を使用しています。

Shopifyとは?

世界175カ国、100万件以上のショップで利用されているカナダ発のECサイト開発・運営支援プラットフォーム。サーバー管理不要、プログラミングをしなくても手軽にECサイトが開設できる特徴がコロナ禍の影響によるEC需要の高まりとともに注目されています。

そこで今日は、ECサイトを始めてみたいと考えている方などややビジネスよりの内容にはなりますが、ACPが実際にShopifyを使用して感じている良いところや、さらにあったら嬉しい改善点などを書いてみたいと思います。

ブランドの個性を活かせるカスタマイズの広さ

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ACPとShopifyの親和性が高かったポイントとして、カスタマイズの幅が広くACPの世界観を表現しやすかったという点があります。

購入においてもACPらしい体験価値を作りたい私たちにとって、オンラインであっても実店舗を訪れたような高揚感や、国や性別を超えて製品をわかりやすく表現できる環境は不可欠でした。

そういった意味でデザインだけでなく機能面でもカスタマイズの幅が広いShopifyは合っていると感じています。

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ちなみにACPでは使用していませんが提供されているテーマも幅広く、一般的なECプラットフォームより独自展開はしやすいのではと思います。

仕様や機能をアプリで追加できる

Shopifyでは、個人や法人がサードパーティアプリを制作することができ、目的に合ったアプリを使うことで、ほしい仕様や機能を安価に追加することができます。

またShopifyアプリの開発や運営サポートを行うShopifyの公認パートナーが国内外に多数存在するので、困ったときに相談・発注することもできます。

ACPではこのあたりのアプリを活用しています。

Bold Subscription

Shopifyのデフォルトの機能にはない、定期販売ができるアプリ。

Zendesk

カスタマーサポートサービス「Zendesk」と連携でき、Zendesk画面でShopifyの注文情報を確認することができます。

CustomFields

商品情報やコンテンツ更新を管理画面から簡単にできる連携アプリ。HTMLでコーディングしなくても編集することができます。

ちなみに管理画面がわかりやすいところも運用者としてはありがたいところ。

Shopifyぼかしずみ

・商品情報
・注文情報
・顧客情報

などをスムーズに行き来できるのがとても良いと思います。
他の独自ECサービスと厳密に比較したわけではないですが、大手ECモールと比べるとかなり使いやすいと感じています。

開発寄りの面でも、APIが豊富に提供されているのでフロントエンドとバックエンドを切り離したヘッドレスコマースでの構築が可能です。

他にもグローバル展開を考えているブランドの方には、Shopifyはやはり相性よさそうだと思います。

言語や通貨はもちろん

・送料
・決済方法
・配送業者も国

よって国や地域によって異なるので、このあたりの対応が豊富なのはグローバルプラットフォームのShopifyならではの特徴です。

さらに日本独自の連携が増えれば◎

このようにACPの立ち上げ時からShopifyにはブランドとしての親和性を感じ利用しているのですが、


というのは日本はECにおいても、独自のきめ細やかなおもてなしが充実している国。

定期便システムやステップメール(ユーザーの利用段階に応じてメールを出しわけすること)など、日本のECプラットフォームではデフォルトで入っている機能への対応はまだ少ないです(もしかしたらアプリなどであるのかもしれないですが、探しづらい状態でもあります)。

とはいえ日本企業によるアプリの開発はどんどん活発になってきているのでこれらの問題が解消されるのも遠くないのではと思っています。

世界的にもEC需要が高まっていることから、日本のShopifyパートナー育成にも力が入っているようなので、EC事業者もより運営の幅が広がっていくのではないでしょうか。

他にも

・Liquidとよばれるテンプレート言語や実装で使えるAPIや変数のクセが強めなのでカスタマイズする際に注意が必要

・テストサイトが無いので別途用意するのが無難

などは少し不便だなと感じる点ではあります。

ECを始める技術的ハードルをぐっと下げてくれる

良い点もやや使いづらい点も書いてみましたが、やはりShopifyの魅力はプログラミングやデザインといった開発ハードルを下げつつ、ブランドの個性を活かしたカスタマイズができる点なのではと思っています。

特に開発リソースの少ないチームにとっては、信頼できる既存の企業による連携アプリによって安定した決済システムやCSツールを導入できるのは、ECを始めるハードルをひとつ下げるだけでなく、お客様にとっても安心感があるのでは。

ほかのECモールやプラットフォームにもそれぞれメリット・デメリットはあるので、どこがベストかはブランドや商品にもよると思いますが、グローバル展開を目指すブランドやエンジニア・デザイナーが不在のチームの方はShopifyをチェックしてみてはいかがでしょうか?

そんなShopifyで作られた公式サイトはこちらです↓

アジャイル コスメティクス プロジェクトとは

アジャイル コスメティクス プロジェクトは「天然由来成分」の持つ「豊かな有効性」を最大限引き出しながら、製品の「官能性」を追求するスキンケアブランドであり、購入者の意見を取り入れ、製品を迅速に進化させていくプロジェクトです。
このnoteでは私たちのプロダクトに込められたストーリーや、自分の肌が心地よくあるためのヒントをお届けしていきます。

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