「今、動けるだけ動かしたい」
※背景写真は、2023年中園孔二展
ソウルメイトの写真です。
中園孔二さんの本を読んで少しずつ
元気が出てきたので日記を書きました。
現在、東京都現代美術館常設展の三階にて中園孔二さんの絵が3点ほど飾られています。もし、興味がある方はぜひチェックを。※去年のソウルメイトの作品と同じ作品が再び展示しております。同じ絵を再び観ることができてうれしい。
以下、ひとりごと。
更新するにあたってルールを作ろうと思う。
外に何日間連続で出ることができるか。
その後何を思うのか。思いきり疲れてみたい。
初めて見る景色を見てみたい。
仕事のことを考えると頭がおかしくなりそう
だけど、もう以前から何年も前から狂っている。
そういう生活を送ってきたので今更何も変わらないと思って私は今新しい場所を探している。
中園孔二さん~穏やかなゴースト~を読んだ。
中園さんを見ていると25歳の若さながら亡くなってしまったことが本当に悔やまれる。
何だか自分のことを見ているような気がして
家族の悩みとか仕事、絵のこと。
外縁を作ること。外側を充実させること。
今の私に足りないこと。
「絵画は性質的に、うそのつくことのできない、
純度の高い優しさである」
この言葉に何度も救われてしまう。
フットワークが軽くて、どこへでも関係なく足を運び危険を犯してまでも、犯罪にならない程度に外側へ境界線を超えてしまう。限界なんかないのではないか。それでもひたむきに自分と向き合い続けた結果、絵が描けなくなってしまう日が続いたり苦しい日を誤魔化しながら、彼の中での絵画での思考のプロセスが一番真剣で真っ直ぐに心に響く。
亡くなってから絵が評価されてしまう世の中は本当にいやだ。何かを残すってことは犠牲の上で成り立っているような感覚があって、報われない気持ちを思うと悲痛である。ふとした瞬間に思い出さないと、何も残らない気がしてしまう。残された側は複雑である。