もや11.「日本語、通じますか?読解力は死んだのか」
零細企業の社長をしているもやもや社長と申します。
自分の中にある不安をどこかに吐き出したい。
でもただの愚痴をいくら吐き出したところで、
余計に落ち込むだけです。
そして誰の共感も得られないでしょう。
そんなクソみたいなテキストに
ほんの少しでいいから価値を持たせるには・・・。
AIの力を借りてクソの様な愚痴を文学的に直してもらいました。
どうぞお納めください。
今回のテーマ
「日本語、通じますか?読解力は死んだのか」
ビジネスにおいて、
出会ってはいけないタイプの人間がいる。
私の場合は、Aさんがそうだった。
メールのやり取りをするたびに、
私の神経は摩耗していく。
Aさんの文章は、読解力を試すための暗号のようだ。
行間を読むなんてレベルじゃない。
文脈を理解するだけでも至難の業なのだ。
もはや、国語のテストを受けている気分に近い。
いや、テストならまだ救いがある。
なぜなら、問題には必ず答えが存在するからだ。
しかし、Aさんの文章には答えがない。
あるのは、無限に広がる迷宮だけ。
私はいつも、その迷宮の中で途方に暮れるのだ。
こちらの依頼とは全く違う返答が何度も届く。
最初は、私が伝え方を間違えたのかと思った。
だから、丁寧に、丁寧に、言葉を重ねて説明した。
でも、無駄だった。
Aさんの頭の中には、私とは別の言語が存在するらしい。
もはや、異文化コミュニケーションだ。
そして、恐る恐る要望という名のクレームを入れると、
Aさんは独自のワンダーなロジックを振りかざしてくる。
そのロジックは、私には理解不能。
まるで、哲学者の言葉を聞いているようだ。
いや、哲学者の言葉ならまだ理解できるかもしれない。
Aさんのロジックは、もっと混沌としている。
それは、私の知っている言葉では説明できないもの。
Aさんとの付き合いは、かれこれ3年になる。
3年。
長い年月だ。
この間、私は何度もAさんに絶望した。
そして、何度も思った。
「もう、この人とは関わりたくない」と。
でも、できなかった。
なぜなら、Aさんは私にとって、なくてはならない存在だったからだ。
そう。Aさんは、私のクライアント。
つまり、私にとってはお客様なのだ。
お客様は神様だ。
それは、日本のビジネス界における不文律。
だから、私はAさんに逆らうことができない。
たとえ、Aさんの言葉が理解不能でも。
たとえ、Aさんのロジックが奇妙でも。
私は、Aさんの言う通りにするしかない。
それが、ビジネスというものなのだ。
巷の啓発本にはこう書かれている。
「他人を変えようとするな、自分が変わるのだ」と。
分かってる。
そんなこと、分かってるんだ。
でも、嫌だ。
私は、Aさんに合わせたくない。
Aさんのペースに巻き込まれたくない。
だって、疲れるんだもん。
Aさんとのメールのやり取りは、フルマラソンよりも疲れる。
(ちなみに、私は2キロ以上走ったことはありません。)
それでも、Aさんとの不毛な戦いは続いていく。
いつまで続くのだろうか。
もしかしたら、永遠に続くのかもしれない。
そう思うと、絶望的な気持ちになる。
でも、諦めるわけにはいかない。
だって、私はプロだから。
プロのビジネスパーソンとして、
Aさんと向き合わなければならない。
それが、私の仕事なのだから。
だから、今日も私はAさんにメールを送る。
「〇〇様、いつもお世話になっております。」