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不動産賃貸物件経営あるあるの裏話 2…黒煙さわぎ編

今回のお話。
賃貸経営で出会った
二度も消防車とパトカーが
我が家のマンションにきた話。

最初は近所の通報で。 
2回目は、住んでる学生さんからのお願いで
大家の私が呼んだ話。

どちらもぶっ飛ぶ程の大事件レベル。

ここは賃貸経営している中でリスク管理として、
こんなこととアリ得ることをお伝えできればと思います。

先ずは近所の通報による大事件。
その朝は突然の消防車のサイレンの音が嫌に近づいてきていて…

元旦那さんは、会社へ行って…まぁ、あとで知ったことですが…

元旦那さん、1Fの賃貸の30代の男性の住人が部屋の扉を開けてて、そこから黒煙がででいたそう。

まぁ、彼もさすがに気になって住人に尋ねたら
実は昨夜遅くに帰って来て
コンロにインスタントうどんのアルミ鍋を火に掛けたまま、寝てしまい‥、
翌朝になって部屋中が煙が充満してその為、
玄関扉を開けて煙を出していたそうな。
住人は、すみません、大丈夫ですからと。 

その時の元旦那さん、私に知らせてくれてたら…
でも、彼はその話で安心したのか?

話は元に戻り…この黒煙、よほど酷かったのか
ご近所の人が119番に通報。

直ぐ様、我が家のマンションに。
それを知らない私。
小さな息子と近くで火事でもあったのかなぁ…
レベルの認識で。


どんどんサイレンの音が大きくなって
我が家の私の住む3Fのインターホンが…
「消防の者です。ご近所からの通報で来ました。
こちらは大丈夫ですか?」

え、えええええ!
慌てて、消防の方にお話を聞いて。
現在、消防の方が住人に詳しく話を聞いてる状況。

当時のマンションは、
大きな商店街から一歩入った、
狭い私道に面した建物でした。



私道には消防車は入れないから、
商店街に何台もの消防車が…
もちろん、警察官もパトカーで。



私は大家と立場でその場で警察官から事情聴取。
そのせいでマンションの周りには人だかりが…
そして、マンションのまわり非常線がと。

そこで、私からも住人に話を聞いて、
警察官にも対応し。
大事に至らなかったのが幸いでした。

住人には、元々ちゃんとした方なので、
今後気をつけるようお願いして。

警察と消防には、ありがとうございましたと
お礼をして。

全てが終わったのは、大事件から4、5時間後だったかな?

その後ご近所へは
迷惑をかけたことへの謝罪するべくお詫びの行脚周りをと。
もちろん手土産もってね。

まぁ、この件不動産の管理物件だったとしても
その物件の上に自宅がある場合は
実質上、大家として立会せざる得ず。

それが夜中や早朝ならなおさら。
その時間帯は不動産屋に連絡できないから。

大家になる上でこんな大事件に遭遇する確率は
0ではないんです。

私はこの大事件のあと再度、
違うパターンで同様に消防と警察のお世話になることにと。それは次回に。


参考まてに。 
・貸家が借家人の失火で火災に遭った場合の措置
( 弁護士のサイトより抜粋)

●賃貸建物が火災で焼燬した場合、全部が滅失すれば当然に賃貸借契約は終了する。
修繕が物理的には可能であっても、修繕に過分の費用がかかる場合は賃貸借契約が終了するものと解される。

●賃貸建物の一部が焼けたために賃貸借の目的物である当該建物が賃貸建物としての効用を喪失したといえる場合は、賃貸借契約は当然に終了する。

●建物の効用の喪失は、建物の主要な部分が焼失したことにより、建物としての効用を喪失し、賃貸借の目的が達成されないと認められる場合に認められる。

●賃貸人の修繕義務は、修繕箇所が発生したことについて、賃貸人に責めに帰すべき事由がない場合でも認められる。

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