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昨夜の料理〜フィッシュ&チップス編。エイミー・ワインハウスは辛い。

昨日は夫が車を使っていたので、朝から歩いて買い物に行った。駅三つ分歩いて、片道三キロ。帰りの荷物を考えて日傘ではなく、帽子にしたのだが、午前八時ですでにかなりの日差しの強さ。せめて鍔の広いもう一つの帽子にすればよかった・・・。

急にフィッシュ&チップスが食べたくなり、揚げ物かぁ、と思いつつ、食べたい方が優ってしまった。

サラダはシーザーサラダ。ロメインレタス、ベーコン、キヌア、トマト、パルミジャーノ。チップスは二度揚げするとホクホクでカリカリになる。フィッシュはベーキングパウダーとビールを加えた衣で、サクサクに仕上げた。イギリス人はここでモルトヴィネガーをたっぷりかけて食べるのだが、かなりのクセの強さだし、第一日本ではなかなか売っていないので、うちはタルタルソースで。ソースには、一昨年のらっきょう漬けを刻んでたっぷり入れた。

器は、料理で写真では見えないが、イッタラのウルティマツーレ。ソースの器は、徳永遊心。随分前に欠いてしまい、金継ぎした。

観葉植物の生育が割と順調で(失敗したのもあるが)、なんだか植物がかわいくなってきた。今年は二年ぶりに梅干し用の梅も予約しているし、いつも取り寄せ先に困る赤紫蘇、育てちゃおうかな?と、タネをポチってみた。植木鉢で生えるだろうか?紫蘇は強いと聞くし、うちのベランダは日当たりしか取り柄がないので、やってみようと思う。生の赤紫蘇は、取り寄せると非常に高価なのだ。

昨日のように車がなくて、出かけるにしても駅から遠い我が家、結局うちで家事をするしかやることがない。先日ここに書いたが、趣味を楽しむほどに集中力が回復しておらず、やってみよう、という気がまず起きない。多少の読書や、映画鑑賞も、一日中できるほど続くわけではない。
ここ何日間の「お酒飲みたいなぁ」というモヤモヤ、「でも飲んだからって何か解決するの?」という自問自答。

自分に向き合う時間が多すぎると、やはりあまりよい方向へは向かないみたいだ。

お酒はやはり「飲んで何かを解決したい」というより、よくよく考えると味も恋しいのだろうと思う。30年以上毎晩飲んでいたのだ。ようやく二ヶ月やめたからって「もうすっきりさっぱり忘れた」というわけにいくはずがない。

最近配信で、今更だが、エイミー・ワインハウスを聴いている。痺れるほどかっこいい歌声だが、なんともかわいそうな人で、こういうのも、今の私にとってはよろしくないのかもしれない。大恋愛の相手の影響でお酒とドラッグを覚えて、その人と別れたけれど悪習だけ残ってしまった。地獄だよなぁ、と思うし、面白がって酷い写真をパパラッチにたくさん撮られて辛かっただろう。27歳なんて、普通ならまだ人生の入り口のような年だ。ジャニスと同い年で亡くなってしまった。ジャニスも魂が震えるようにうたっていた。

ある意味気持ちが想像できて「わかるよー」と思う分、作品にはコミットできるけど、それは私にはいい影響ではないのだろうな。

しかし私の好きな古いジャズやロックの人たちは、ことごとく依存症なので、困ってしまう。クラッシックの作曲家だって、私生活が品行方正だったわけじゃないし。困った。

あまり感情移入しないで聴こう。

続く








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