後の自称カリーソムリエ私
カリーを作る。それは芸術であり、出会いである。
日本ではカレーと呼ぶそれをカリーと呼ぶことに少々恥ずかしさを覚えていた18歳の頃、地元の小さなインドカリー屋さんでアルバイトをしていた。
毎日仕事が終わるとインド人のシェフがカリーを作ってくれる。
外人が日本人は毎日寿司を食べていると思っているという話があるが、そのインド人はマジで毎日カリーを食べていた。しかも三食だ。
毎日様々なカリーを作っていた。ダールマッカーニや、マトンマサラ、ナスとポテトのカリー。
ほんとにカリーしか作らない。
たまに仕事終わりにみんなで外食に行っていた。
近所の別のインドカリー屋さんへ。
彼らはカリーという枠の中で料理しているのだろうか。
料理イコールカリーということなのか。
いつも言われていたことは
カリーたべるわゲンキでる
あなたカリー毎日食べない、だから元気ない
彼らにとってカリーは神聖なんだなー
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