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【eBay】なぜ消費税は還付されるのか?その仕組みと重要性を解説

こんにちは、eBayセラー向けの記事をお届けしている、タックスボイスの山崎です。今回は、eBayセラーにとって大事な「消費税還付」の視点からお話ししたいと思います。なぜ消費税が還付されるのか?その仕組みについて触れていきます。


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「なぜeBay輸出業で消費税は還付されるのか?」


このように疑問に思った方も多いはず。
なぜebayなどの海外輸出が消費税還付の恩恵を受けられるのか?消費税の仕組みを理解しておきましょう。ここでは、わかりやすいように【日本国内】と【海外輸出】で行われる2つの取引を比較していきたいと思います。

≫【国内取引】消費税の仕組み

上の画像をご覧ください。

【日本国内】の取引においては、購入者・販売者・SHOP(仕入先)と3つの登場人物がいます。

販売者がSHOPから200万の仕入れを行った際、20万円の消費税を支払います。そして、販売者が購入者に300万の商品を売った際、30万円の消費税を預かります。

日本国内での取引において、預かった消費税30万円から仕入れ先に支払った20万円の消費税を引いた10万円(30万円ー20万円=10万円)を税務署に納めるのが消費税の納付の仕組みになっています。

≫【輸出取引】消費税の仕組み

次に【輸出取引】においての消費税の仕組みです。(わかりやすいようにebay輸出業の場合で見ていきましょう)

国内取引と同様で3つの登場人物は同じ。
セラー(販売者)・バイヤー(購入者)・SHOP(仕入れ先)です。

セラーはSHOPから200万で商品の仕入れを行った際、20万の消費税を支払います。その商品をバイヤーに300万円で売った際はいくら消費税がかかるのか?なんと輸出業では消費税はかからないのです!輸出においては「輸出免税」というルールがあるため、通常30万円発生する消費税はかからないのです。

つまり、0万円-20万円=20万円が戻ってくる(還付される)ということになります。

これが輸出業の消費税還付のメリットになります。

ebayにおいても輸出がきちんとされている事を税務署に証明できれば、消費税還付されるということになります!


【補足】輸出業における消費税還付はebayだけではない

2021年11月1日付、全国商工新聞より抜粋
2024年9月23日付、全国商工新聞より抜粋

この画像のようにトヨタ、日産、マツダなど、国内の大手自動車メーカーも海外に車を販売していますよね。

大企業も当然、税法のルールに則り、多額の消費税還付を受けています。

トヨタ1社で見てみても年間5000億相当の消費税還付を受けているというからすごいですよね!

ebayも立派な輸出業ですので、
消費税還付が受けられるよう体制を整えておきましょう!


消費税還付においては「仕訳」が重要!

eBayにおいて消費税還付が仕入れ時から関わってくることがわかりました。
ただし、きちんと消費税還付を受けるには、会計ソフトによる「仕訳」がとても重要です。

まず、商品の仕入れにかかった消費税ebay事業で使った経費にかかる消費税ebayに支払った販売手数料などはすべて消費税還付の対象になります。この戻ってくる消費税は利益を維持しつつ資金を効率的に回すのには非常に重要ですよね。ただし、そのためには「仕訳」をしっかり行い、会計記録が整っている必要があります。また万が一税務調査が入った際は、適切な仕訳がなされているか、税務署員がチェックします。

会計ソフトによる正確な仕訳をしておかないと、追徴課税を支払わないといけない、、なんてリスクがあることも覚えておきましょう。

≫eBayセラー向けの仕入れ・仕訳ポイント

それでは、消費税還付を受けるためのポイントをいくつかご紹介します。

1. 仕入れの証明書はきっちり保存

仕入れた「証明」はしっかり保存しておきましょう。特にインボイスが始まって請求書、領収書の取り扱いは重要です。この店、人からいくらでどんな品物を購入したのかを明らかにしておきましょう。

2. MFクラウドで効率的に仕訳管理

ebayをはじめたばかりの方は、もちろん会計ソフトを扱うこともはじめてです。ここで初心者でも使いやすい「MFクラウド」などの会計ソフトを使うことで、仕訳の入力も簡単に行えます。消費税の扱いも自動計算できるので、仕訳をしっかり行いたい方にはとても便利です。ソフトに科目を設定しておくことで、さらにスムーズになります。


まとめ

今回は消費税還付の仕組みについてお話していきました。
みなさん、なんとなくイメージできましたでしょうか?

次回から、仕入れ別の仕訳について、もっと詳しく、具体的に説明していきます。実際の会計ソフトの画像も用いながら、実践スタイルでお伝えしていくのでお楽しみに!
僕のオススメの会計ソフトやその導入については、詳しく説明した記事があるのでそちらもご参照ください。

以上、タックスボイスの山崎でした。


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