
アセットアロケーションとリバランス
本日は、私が投資判断の軸としている「アセットアロケーション」と「リバランス」についてご紹介します。
説得力を持たせるために、私の最近の投資実績も公開します。
2020年: -4万円
2021年: +73万円
2022年: +109万円
2023年: +110万円
2024年: +149万円
これらは確定利益と配当金を含んだ金額で、含み益は以下の通りです:
株式: +710万円
仮想通貨: +200万円
2014年に投資を始めてからは長らく成果が出ませんでした。しかし、今日ご紹介するアセットアロケーションを取り入れた結果、飛躍的に成果が向上しました。
投資の成功に最も大切なこと
投資で成功するために最も重要な要素は何でしょうか?
ファンダメンタル分析、テクニカル分析、損切りルール、順張り・逆張りなどさまざまな意見があるでしょう。しかし私が考える最も重要なことは「メンタルの安定」です。投資はメンタル勝負だと感じています。
過去の失敗例
利益確定後に「もっと利益を伸ばせたのでは」と後悔
損切りしたら、その後急上昇
買い逃した株が値上がりし、一喜一憂
これらの経験から、メンタルが投資判断を揺らがせる原因となることを痛感しました。しかし、アセットアロケーションとリバランスを意識することで、投資判断が明確になり、感情に左右されることが格段に減りました。
アセットアロケーションとリバランスとは?
アセットアロケーション: 株式、債券、不動産、現金などの資産クラスにどの割合で投資するかを決めること。
リバランス: アセットアロケーションを維持するために、定期的に資産を調整すること。
これらを実践することで、投資初心者でも安定した運用が可能になります。特に初心者ほど、この仕組みを理解して取り入れるべきです。
私の具体的なアセットアロケーション
私の資産配分は以下の通りです:
安定資産 (現金、債券、ソーシャルレンディング、生保の解約返戻金): 最小35%
仮想通貨: 最大10%(推奨:少量でも含める)
株式: 約55%
注意点:
仮想通貨は最大10%。無理に投資する必要はありませんが、ポートフォリオに少量加えることで将来性を取り込むことができます。
ソーシャルレンディングは安定資産に含まれます。貸し倒れリスクが低い商品を選ぶことでリスクを抑えられます。
コモディティや確定拠出型年金は株式に含めています。
リバランスの具体例
仮想通貨が上昇して15%になった場合
→ 仮想通貨を10%に戻すため、5%分を利益確定します。仮想通貨のボラティリティを考えると、機械的に売却することが精神的な負担を軽減します。安定資産が30%に減少した場合
→ 株式や仮想通貨を一部売却し、安定資産を35%以上に戻します。安定資産の割合が減るのはリスク資産が上昇しているタイミングであるため、利益確定の好機です。
資産管理の方法
リバランスを実施するためには、資産配分を把握する必要があります。しかし、日々の確認は現実的ではありません。私の方法はシンプルです:
「月に1回、資産をエクセルでまとめる」
特にクレジットカード引き落としが完了する毎月28日に行います。この習慣を続けることで、次月の投資方針を明確にできます。
まとめ
アセットアロケーションとリバランスは、投資初心者から上級者まで活用できる基本的かつ重要な戦略です。この仕組みを実践することで、メンタルの安定を図りながら、リスク資産を高値で売却し、安値で購入するという理想的な投資を実現できます。
ぜひ今回の内容を参考に、あなたの投資ライフに役立ててください!