「年末はお兄ちゃん達が帰ってくるよ。 甥っ子と会えるの楽しみだね」 母さんが刻んだタコを生地に素早く入れながら 言った。 気まぐれで始めた母さんと俺の夕暮れ前の たこ焼きパーティ。 たこ焼きは好きだよ。 でも店で買ってくればよかったのに。 「作った方が楽しいじゃん。 たこ焼き作るの好きでしょ?」 そりゃ俺が近所で虫を追っかけてた頃の 話だろ。今いくつだと思ってんだよ。 てか、甥っ子の名前なんだっけ? 「ハルくんね。お母さんも久しぶりに会うなぁ。 お兄ちゃんは海外で
おはようございます☀ 誰得ですが、私のモーニングルーティンを 紹介します。 不眠症なので出来るだけ睡眠時間を 確保したいところですが バタバタと準備するのが嫌いなので (心拍数があがるから) ある程度ゆとりを持った時間に起きます。 目覚ましを止め、首をぽきぽき鳴らして 深いため息をつきます。たまにえずきます。 ティファールに水を入れてスイッチを押します 換気扇の下で本日一発目のタバコを吸います。 これが唯一の起床のモチベーションです。 覇気の無い薄い白煙を 換気扇が吸
こんにちは。 早いものでモラトリアムを終えて十年ほどが経ちました。 社会人は、というか、生きていく事は 非常に大変だと実感している過去、今日、この先です。 目が死んでいるとよく言われますが 勝手に死んだのではなく社会に殺されました。 というわけで小説家になりたいと 思います。 とりあえず坊ちゃん文学賞に3発 ぶち込みました。 明るい小説を頑張って書いたので 一つくらいは日の目を浴びて欲しいと 願うばかりです。 長編も一つ書いてみたのですが 初稿の段階で、拙さに絶望