忘れるためにメモを取れ。
覚えるという行為はとてつもない容量を使い、人間のストレスとなる。
人の脳には容量というものが存在し、その容量がパンクすると新しい情報は一切入ってこない。
それはコンピューターと同じだ。
つまり、新しい情報を手に入れようと思えば、常に脳の容量に空きを作っておかなければならない。
そのためには今覚える必要のないものを脳から排除する作業が最も必要となる。
そこで必要となるのがメモである。
メモはアーカイブの機能を果たす。
いいなと思ったこと、やらなければならないと思ったこととりあえずなんでも書いておく。
それは覚えるためではない。
忘れるためだ。
そうすればいつかあれなんだったっけってなった時にすかさず見返すことができる。
思い出したいと思わない限り、一切見返さなくていいのである。
もう一度思い出したいと思わないような情報は価値がない。
情報を覚えようとか暗記しようなどとすると人間はストレスを感じ、一気に思考が停止する。
なぜなら容量がパンクするからだ。
常に、容量に空きを作っておかなければならない。
だから、忘れるためにメモを取る。
そうすれば常に新しい情報に敏感な人間でいられると思う。