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長ネギのジレンマ
長ネギの売り方
日本のスーパーマーケットでは基本的に野菜は袋に詰められた状態で売られています。その様な中で数少ない例外としてあげられるのが”長ネギ”です。長ネギは3~4本程度が束にされ、葉の先端部分と茎周辺をシールでとめるれているか、バラ売りが一般的ではないでしょうか。少なくとも私のまわりではこの売り方をよく目にします。
補足となりますが、Wikipediaによると””ネギの茎は下にある根から上1cmまでで、そこから上全部は葉になる。よって食材に用いられる白い部分も青い部分も全て葉の部分である””そうです
衛生面の課題
ここで問題となってくるのが、前回の文章でも書きましたが”衛生面の課題”です。ネギの葉は基本的に全て可食部(人によって緑の葉を食べるかは分かれる)です。しかも皮があるジャガイモや茄子とは異なり可食部がむき出しの状態であると言えます。
この様に本来デリケートに取り扱うべきはずの長ネギが、袋詰めされることなく、不特定多数の人に触られる恐れのある”シール止め”または”バラ売り”状態で売られていることは、衛生上よろしくないのではないでしょうか。
土付きネギ
みなさんは”土付きネギ”をご存じでしょうか。読んで字のごとく、収穫した状態のままの長ネギのことです。基本的に長ネギは収穫後、葉の先端部分を切り落とし、外側の土がついた葉を数枚剥くことで土を落とします。土付きネギでは葉をむきません。そして落ちた土がまわりに散乱しないように、土付きネギは袋に入れた状態で出荷されます。
長ネギのジレンマ
さてここで不思議な点があります。本来衛生上袋詰めされるべき長ネギがシール止め・バラ売りで売られ、逆に可食部ではない土のついた葉に覆われている土付きネギが袋詰めされているのか。後者に関して言えば土の散乱を防ぐためという正当な理由があるものの、長ネギがシール止め状態で売られていることには疑問を感じます。本来であればこれは逆であるべきです。
長ネギ→袋詰め
土付きネギ→バラ売り・シール止め
ここに”長ネギのジレンマ”を見ることができます。次回以降の文章で「如何に”バラ売り”か”袋詰め”かの基準が曖昧か」について書いていきます。ここまで読んで頂きありがとうございました。
関連記事を参考までに下記にあげておきます。
⚠長ネギの画像について
Anja🤗#helpinghands#stayathome #solidarity #stays healthy🙏によるPixabayからの画像
⚠土の画像について
JingによるPixabayからの画像