力の使い方
今日YouTubeで『大愚和尚の一問一答』を聞いていて、気になったことがあったのでシェアさせてください。
力の使い方についてでした。
そこで私が一番なるほどと思ったことが、
『何も特別なことをしていないのに、家に帰ったらすごく体が疲れたなと思うことありませんか?』という言葉でした。これ、私は結構あります。その答えが興味深かったんです。
『それは知らぬ間に誰かや何かに力を入れさせられているのです』と和尚はおっしゃっていました。
誰かや何かに力を入れさせれている、それに気づいたとき、衝撃でした。私はそもそもそんなことを思ったことがなかったのですが、考えたら思い当たる節がありすぎました。何もしてなくても、家に帰ったら家族と話すのもしんどいくらい疲れているときあるのです。
今思えば、一番わかりやすいのが美容室。
私は30歳から45歳までの間、たぶん10回も美容室に行っていません(髪もカラーしたのは1回だけ)。美容室が嫌いだったからです(金銭的なこともありましたが)。美容室に行った日は、必ず頭が痛くなったり、気分が悪くなったりしていたのです。美容室で座っているだけなのに疲れすぎて家に帰ったらくたくたでした。知らぬ間に気を使ったりして、力を入れさせられていたのだと思います。
でも今は全然美容室に行った後しんどくないんです。いつもすっきりして、髪を切った自分に満足できるんです。ありがたい。今日も脱力している自分に気づきました。ありがとう、吉田さん!うちの会社のスタッフもそうであってほしいと思いました。
そして勝手に力を入れさせられるということがわかったら、今度は力が入らないように抜く練習ができると思いました。
力が必要な時だけ、力を入れられるようになったら、疲れないですし、必要な時に最高のパフォーマンスが出せると思います。簡単なようでとても難しいことだそうです。
だからこそ、必要な時に力を入れ、必要でないときは力を抜く、この技術を手に入れられれば、一流のビジネスパーソンに近づけると思いませんか?
少し意識するだけでも、心も体も楽になりますよね。