キラキラの夢から成長へ：スタッフの心温まるストーリー

今日はスタッフの姿を見て感動した話をシェアさせてください。

彼女と会ったのが4年前。多分彼女が２２歳のころだと思います。その時はまだまだ幼さの残るお顔をしていました。

「なぜエステをしたいの？」と私が尋ねると、彼女は美容師の資格を持っていたものの、人を癒すヘッドスパに魅力を感じ、次第にボディやフェイシャルエステの勉強を始めたいという夢を持ったと話してくれました。その瞳にはキラキラとした情熱が宿っていました。

あれから４年ほど経ちました。

この間に私から「初めのキラキラしていたあなたはどこにいったの？」と注意を受けたこともありましたが、今日の朝礼で彼女の成長を感じました。

彼女はこう話しました。

『皆さん、最近寒くなってきましたね。体調崩されていませんか？私も手足がとても冷えるので、調べてみました。そしたら気温や温度のせいだけで手足が冷えるのではなく、緊張やストレスから手足が冷えるみたいです。エステの前の足のマッサージの時お客様の足が冷えてるのは、もしかしたらカウンセリングの時、緊張をほぐしきれていなかったかもと反省しました。』

ここでお客様に対する想いを感じました。まず自分ができることが他にないか考えられるのは誰もができることではありません。

さらに彼女は続けました。

『緊張やストレスを感じているとき、反対に手足を温めてあげると緊張やストレスが緩和するとも書かれていました。なので施術前にお客様の手足を温めて差し上げて緊張をほぐしてあげるのもいいですし、自分たちも手足を温めて緊張をほぐしてから接客したほうがお客様によりよいサービスができると思いました』

ここでは、お客様への対応を考えた上にさりげなく、スタッフとしての心構えも他のスタッフにも伝えられています。

さらに昨日私が帰宅するとき、彼女のチラシを手配りする姿を見ました。先輩として他のスタッフに背中を見せる彼女に、最近彼女の担当のお客様が確実に増えているにはそういうことだったんだなと感じました。

自分の行動を振り返り改善点はないか考えられる謙虚さ、他のスタッフに惜しみなく自分の情報や知識を伝えたいと思うやさしさ、自分を必要としてくださるお客様を増やしたいと思う前向きな心。なんてステキな女性なんでしょう！

彼女に成長してくれたことがうれしくてしかたありません。

これから彼女がどんなふうに成長してくれるのか本当に楽しみです。