たけあきじょう

とある地方自治体の高校教員。仕事で日々思うこと、仕事以外で日々思うことを書き残していこうと思います。「信念対立はいかにして克服できるか」が私の人生のテーマです。

たけあきじょう

とある地方自治体の高校教員。仕事で日々思うこと、仕事以外で日々思うことを書き残していこうと思います。「信念対立はいかにして克服できるか」が私の人生のテーマです。

最近の記事

ツイッターに「#先生死ぬかも」はトレンドにのってほしくなかった。

先日ツイッターのトレンドに「#先生死ぬかも」という文字が。最近は、教育学者の先生や、現職の教員が実名を出して訴えてくださっているおかげで、「教員の過労」が世間の注目をあびるようになった。 教育の世界というのはなかなか変わることができないので、世論を大きく動かすことは大切である。そのためにも、名前を出して、声をあげてくださる現場の方がいることは感謝の気持ちでいっぱいである。私は現職教員であるが、とてもじゃないが本名をさらけ出して声を上げる勇気はまだない。 日本の教員の労働時

    • 教員になって感じた違和感その②〜校則について〜

      勤務校に着任し、学年の申し合わせ事項を会議の中で確認した。薄々わかってはいたが、やはり実感したのは「決まりが多すぎる」ということ。自分が中学生の時に、「なぜ前にならえをしなければいけないのか」「なぜ靴下や靴は白でなければいけないのか」「なぜ名札をつけなければいけないのか」「なぜ制服は決まっていて女子は必ずスカートで男子は必ずズボンを履かなければいけないのか」など疑問に思っていたことだった。(ちなみに私の時代は女子は出席番号が男子の後ろだったことは私の最大の疑問でもあったがこれ

      • 教員になって感じた違和感。その①

        私は教員12年目である。公立の中学校・高校を経験している。教員をして楽しいこと、やりがいを感じること、幸せを感じることは多々ある。 しかし、それ以上に違和感を感じることも多々ある。今日は私が教員になって感じた初めての違和感について述べたい。 私が教員採用試験に合格し、4月1日に勤務校に出て職員の前で挨拶をしたその5分後に言われた言葉はこうであった。 「担任できる?」 私は担任が自分自身ができる業務なのかどうか、新任で引き受けていい業務なのかどうか判断つかなかった。しか

        • ドギマギ。初投稿

          はじめて「note」とやらに挑戦してみる。 以前から仕事で思ったことなどを新聞の投稿欄に応募してみようと考えていたが、本名や年齢を原則公開なのはハードルが高い。ましてや教育現場に対して意義を唱えづらい。だったらブログでも書こうかと思っていろいろ探しているとたどり着いたのがこの「note」である。 私は、公立の教員である。しかし、正直、日々違和感を感じながら仕事をしている。「嫌なら辞めればいい」と思う人もいるかもしれないが、この仕事の魅力は何といっても「授業」だ。授業準備や