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漫才台本の作り方(初心者向け)

始めに


漫才をしたいと思ったことはありますか?

ここでいう【漫才】は、基本的に2人組以上で話をして人を笑わせる芸のことを言います。寸劇をして笑わせるのはコントになります。(途中からコントを始める漫才もありますが、ここでは省略します。)

大掛かりな舞台装置は不要。変わった衣装も不要。
正面にマイクとマイクスタンドが1本と、スーツを着て度胸を持てばいいだけ。いや、マイクもスーツも無くてもいいでしょう。

M-1グランプリはアマチュアでもエントリーはできます。

M-1に出てみたいとか、ちょっとした宴会でやってみたいとか(どんな宴会だ?)、これからお笑いを始めたいけど台本の作り方がわからないとか、そんな人向けにこの記事を書いてみました。

初心者向けに簡単にオーソドックスな漫才の作り方を、ここでお伝えしたいと思います。

え?そもそもお前は誰だ?
私はこの動画の右のほうのバーチャル芸人エージェントSATANです。

本題

漫才はだいたいこのような流れになっております。

挨拶して、前振り、ボケ、ツッコミ、この3つをくりかえして、締めの言葉、感謝の流れになっています。

全体の流れ

具体的に見ていきましょう。

挨拶。「はいど~も~、何々です。よろしくお願いします。」と入ってきますね。
この時何か1ボケするのもありですね。

挨拶

続いて前振り
「いや~、どんどん暑なってきましたね」
「そうですね。」
このようにしてボケの前提を用意します。
ボケのセリフだけでは伝わらないことがあるので、ふりは大事です。
ボケの言葉と逆の「普通のこと」をあらかじめ伝えておきます。

前振り

そしてボケ
「8月でこんだけ暑かったら12月ころは50℃越えてるやろなぁ」
おかしなことを言いだしたので

ボケ

「もう冬なっとるわ!」
つっこむことで、どこがおかしいかお客さんに説明します。

ツッコミ

このふり、ボケ、ツッコミを何度も繰り返して、

繰り返し

最後に締めのツッコミ「もうええわ」「もういいよ」「いい加減にしろ」「やめさせてもらうわ」などの言葉を言って

締めの言葉

最後に「どうもありがとうございました。」と聞いてくれたお客さんに感謝をして帰ります。

感謝

初心者はまずはこのオーソドックスな型に当てはめて作ってみてください。最低限、形になります。
感謝のところは「センキュー!」になってもかまいません。
ちょっと変わったものは、その後で作ったほうが良いです。序・破・離というやつです。

これで最低限形になりますが、面白いと感じるかはまた別の話。感性の違いやどんな場所でどんな年代のどんな性別の人の前でやるか、聞く人はどんな知識があるかなど、複雑な要件が絡んできます。

面白いと思わなくてもまずは1本書き上げると、書き上げた成功体験になり自信がつきますので、まずは面白かろうが面白くなかろうが書き上げてみましょう。

まずは自分が面白いと思うものに、この台本を自由に作り変えてみてください。

この記事が参考になれば幸いです。

これをショート動画にしたのがこちらになります。

・・・なぜ設定したサムネイルで初期画像が表示されないんだ・・・?

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