投資詐欺？だったのか？

こんにちは
agent-matsukuraです

先日、妻と晩酌をしていたときのことです。
ふとした会話から、彼女がこう言いました。
「不動産業界の人って、実際にはあまりよく知らないけれど、良い印象を持っていない」と。
どうやら、妻の中には不動産業界に対する偏見があるようで、
「お金儲け主義で、派手な生活をしている人が多いんじゃないか」
というイメージが強いらしいのです。

「じゃあ、俺の印象はどうなの？」と聞いてみたところ、「大学時代から知っているから、まあ許容してるけど、社会人になってからの出会いだったら結婚はしてないかもね」と、冷静に言われました（笑）。やはり、妻の中では不動産業界に対する不信感が根強いようです。

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不動産業界に対する誤解？

妻の発言に少し悔しさを感じた私は、思わず
「それはわかってない。確かにそんな人もいるけど、
みんながみんな、そうじゃないんだ！」と熱く反論してしまいました。
不動産業界で長年働いてきた身としては、
この業界に対する一方的な偏見には耐えられません。

もちろん、世の中には不動産業界に関わるトラブルや
悪質な案件があるのも事実です。賃貸契約のトラブルや、
売買に関する紛争、投資詐欺など、さまざまな問題が
ニュースで取り上げられることも少なくありません。
しかし、私は長年この業界で真面目に働いてきましたし、
懇意にさせていただいている社長様や担当者の方々の多くは
誠実で、きちんとしたビジネスをしている方々ばかりです。

しかし、そういった話をしても、妻にはなかなか伝わらず、
先入観が拭えないようです。彼女にしてみれば、
「一部の業者だけでなく、業界全体が怪しいのではないか」
と思っているのかもしれません。　続く・・・。

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おいしい話には裏がある

確かに、不動産業界には「おいしい話」がよく飛び交います。
中でも、投資案件に関する話はよく耳にしますが、
こういった話には必ずと言っていいほど「裏」があります。
よく知られた格言のように、「うまい話には罠がある」というわけです。

そんなことを考えながら、ある日の出来事を思い出しました。
（確か7年前ぐらいだったと思う・・）
私のところに投資案件の営業マンがやってきて、
「大阪市内のワンルームマンションを探しているお客様はいませんか？」
と話を持ちかけられたのです。
買主様を紹介してほしいということで、その担当者は
「仲介手数料＋個人的に100万円を渡します」という
条件を提示してきました。

この時点で、正直「怪しいな」と感じましたが、
買主様のメリットについて、一応、話を聞いてみることにしました。
「ちなみに、お客様にはどのような提案をするんですか？」と
質問してみると、担当者は
「35年ローンを組んでもらい、家賃収入で毎月の支払いをカバーする提案をします」と答えました。
金利は固定金利1.3％くらいで、ローンは銀行から借りるという話でした。

ここで、私は違和感を覚えました。
35年ローンで1.3％の金利というのは、住宅ローンの条件に近いものです。「どう考えても、これ住宅ローンでは？」と感じ、
さらに突っ込んで質問してみると、担当者は
「そこは上手に金融機関と話をつけます」と自信満々に答えました。

※勿論、「また紹介しておきます！」と話を切り上げて
私のお客様へ紹介することはありませんでしたが・・・。

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投資案件に潜むリスク

そういえば以前、ニュースで見た
「住宅ローンの不正利用問題」を思い出しました。
住宅ローンを投資用に使うという不正行為が
一時期話題になったことがありましたが、
まさにこの担当者が提案していたのはその手口だったのでは？
（当時の担当者は、その一回お会いして以降、
全く連絡を取っていませんので、真相は分かりませんが・・・）

銀行から住宅ローンを借りる際、
実際には住まない物件に対して融資を受けることは、
不正行為にあたります。
金融機関に嘘をついているわけですから、
当然、銀行が怒るのも無理はありません。
住宅ローンは金利が低い分、
金融機関は実際にその物件に住むという前提で貸し出すものです。
投資目的で利用するのは、明らかにルール違反です。

それにしても、あの担当者はなぜ、あんなに堂々としていたのか？
と思いましたが、結局、本人も内容を十分に理解していないまま、
お客様に紹介していたのだろうと今は思っております。

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投資案件の裏側

このような投資案件に引っかかる人は、
「おいしい話」に飛びついてしまうことが多いようです。
もちろん、すべての投資案件が悪質というわけではありませんが、
十分な知識と理解がないまま手を出すと、
大きなリスクを背負うことになります。
私は「知識があれば、こういう話には引っかからないだろうに」
と思わざるを得ませんでした。

私自身、投資や不動産取引には慎重であるべきだと考えています。
リスクを理解し、正しい判断ができるようになるためには、
きちんとした知識が不可欠です。
しかし、世の中にはそうした知識が不足している人も多く、
怪しい話に引っかかってしまうことが後を絶ちません。

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結局、まとまりのない結論

あれ？不動産業界の良い話をしようとしましたが
結果的には怪しい話となってしましました・・。

次回は、不動産業界の心温まるお話もできたらなと思います。

この記事を読んでいただき、ありがとうございました！
なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、
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