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不動産業界に入るまで知らなかったこと①
こんにちは。
agent-matsukuraです。
最近、読者の方々からいただける「スキ」やコメントに、
とても励まされています。
少しでも参考になればと思って書いておりますので、
これからもぜひよろしくお願いいたします。
さて、今回は、私が不動産業界に入るまで
全く知らなかったことをご紹介したいと思います。
実は、私は社会人になるまで家を建てることにあまり興味がなく、
漠然としたイメージしか持っていませんでした。
住宅展示場の名前は、就職活動をしているときに目にしていましたが、
「家を建てる=展示場のハウスメーカーで建てる」と思い込んでいたのです。
ところが、住宅の着工数を調べてみると、ハウスメーカーが占める割合は全体の約1/4程度しかないことを知り、衝撃を受けたのを覚えています。
正確な数字ではないかもしれませんが、
全体の住宅着工数の中でハウスメーカーの割合は約15~20%とされており、他にも様々な会社が家づくりに携わっています。
この事実を知ったとき、自分がいかに業界知識に疎かったかを痛感しました。そして、ハウスメーカー以外にも、工務店やハウスビルダーなど、多くの会社が存在していることを学びました。今回は、その違いを簡単にまとめてみます。
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まずは、「ハウスビルダー」について
ビルダーの意味・解説
ビルダーとは、住宅建築業のことで、ハウスメーカーのような大企業とは一線を画した工務店と同義で使用されることもあるが、工務店よりも営業力・施工許容力が強く、年間に数10~数100棟規模の住宅建築を手掛ける建築業者のこと。
https://suumo.jp/yougo/h/builder/
まずは「ハウスビルダー」についてです。ハウスビルダーとは、全国的に展開するハウスメーカーとは異なり、主に特定の地域やエリアに特化して事業展開している会社のことを指します。
ハウスビルダーは、年間数百棟の住宅を供給する規模があり、コストを抑えた建売住宅を中心に展開しています。そのため、土地と建物をセットで提供するケースが多く、比較的リーズナブルな価格で住宅を購入することができます。性能面ではハウスメーカーに劣る部分もありますが、コストパフォーマンスに優れているため、多くの購入者に支持されています。
全体の住宅着工数におけるハウスビルダーの割合は約30~40%と言われており、ハウスメーカー並みに大きなシェアを持っていることが特徴です。特に、ローコスト住宅を求める方にとっては魅力的な選択肢となっています。
次は、「工務店」
工務店(コウムテン)の意味・解説
工務店とは、一般に比較的狭い営業エリア内で地元に密着した活動を行っている建設会社のこと。地域密着型のため、何か困ったことがあった場合にも素早い対応が期待できる。
建築主(施主)の好みや条件に合わせて設計・施工してくれる自由設計が特徴で、伝統的な木造軸組工法など、会社ごとに得意分野がある。なお、「建築条件付き土地」の分譲を行っている工務店や、主に大手分譲会社などの仕事を請け負うタイプの工務店もある。
工務店は、地元に根ざした小規模な建築業者で、地域密着型のサービスを提供しています。工務店の最大の特徴は、オーダーメイドの家づくりが可能である点です。施主の要望に応じて、一から設計し、理想の家を作り上げることができます。特に自由設計を重視した家づくりや、伝統的な木造建築を得意とする工務店も多く存在します。
工務店のメリットは、地域特有の気候や風土に合わせた設計が可能である点です。たとえば、寒冷地では断熱性能を高めた設計、湿度が高い地域では通風を重視した設計など、地元の特性に応じた家を作ることができます。
ただし、工務店の選び方には注意が必要です。工務店は規模や技術力に大きな差があるため、信頼できる工務店を見つけることが重要です。とはいえ、良い工務店を選べば、住宅の品質やアフターサービスも満足のいくものとなるでしょう。
工務店の着工数は、全体の約40~50%を占めており、特に地方では大きなシェアを持っています。地域に根ざした家づくりを希望する方にとっては、工務店は非常に有力な選択肢となります。
そして最後に「ハウスメーカー」
ハウスメーカーの意味・解説
ハウスメーカーとは、広範囲な営業網をもつ大手住宅メーカーのこと。部材の生産から設計、施工にいたるまで、工場生産化率を高めてシステム化されている。土地探しや資金計画、アフターサービスまで、家づくり全般にわたるサービスを行っているのが特徴。
ハウスメーカーは、全国規模で展開し、工業化住宅やユニット工法を駆使して住宅を大量生産している大手住宅メーカーのことを指します。
ハウスメーカーの特徴は、工場で住宅の部品を大量生産することで品質が安定していること、そして施工がスピーディーである点です。耐震性能やエネルギー効率に優れた住宅を提供しており、アフターサービスも充実しています。また、全国展開しているため、ブランド力や信頼性が非常に高いです。
ただし、デザインやプランの選択肢が限られていることや、カスタマイズの自由度が低いことがデメリットとして挙げられます。ハウスメーカーは主に規格化されたモデルハウスをベースに住宅を提供するため、施主が大きな変更を加えることは難しい場合があります。
ハウスメーカーの着工数は、全体の約15~20%を占めています。ブランド力や品質を重視する方にとっては、ハウスメーカーは非常に魅力的な選択肢となります。
結論
家を建てる際にどこに依頼すべきかは、個々の価値観やライフスタイル、予算に大きく左右されます。ハウスメーカーは信頼性と安定性を求める方に向いていますが、コストを重視するならハウスビルダー、自由な設計を希望するなら工務店が良い選択肢となるでしょう。
家づくりは一生に一度の大きな決断です。それぞれの事業者が持つ強みと特徴を理解し、自分に合った家づくりのパートナーを選びましょう。最終的には、信頼できる担当者(エージェント)との信頼関係が、成功の鍵を握るのではないでしょうか。
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