家庭学習【速さについて】 (日記)
こんにちは、
agent-matsukuraです
冬の寒さが身に染みる季節になりました。
毎日リップクリームを塗らないと唇が乾燥して
割れてしまうのは私だけではないでしょう。
最近では子どもたちにも「リップ塗った?」と
確認するのがすっかり日課になりました。
季節の変化は何気ない会話にも影響を与えますね。
さて、今日はそんな日常の中での
「学び」についてお話ししたいと思います。
子どもと一緒に算数を勉強していて改めて気づいた、
大切なことを共有させていただきます。
子どもとの算数の時間
小学5年生の長男と3年生の次男と一緒に、
「速さ、時間、距離」の問題を解いていたときのことです。
長男は「公式は覚えているから簡単!」と自信満々に言っていました。
ですが、少し応用した質問をすると、
意外にも手が止まる場面がありました。
「時速」「分速」「秒速」——この違いについてです。
「時速を分速に変えられる?」と尋ねると、
長男は「え、どうやるの?」と戸惑いの表情。
速さの概念を表す単位が、それぞれどのように
関連しているのかがピンときていない様子でした。
たとえば「時速60km」。
これは「1時間で60km進む速さ」を意味します。
この速さを「分速」に直してみよう、と一緒に考え始めました。
「1時間は何分?」と聞くと、「60分!」と元気な答え。
「じゃあ、60kmを60分で割るとどうなる?」と問いかけると、
しばらく考えてから「1分で1km進むんだね!」と返ってきました。
この瞬間、彼の顔がぱっと明るくなりました。
数字のつながりがイメージとして浮かんだ瞬間です。
「秒速」への応用と気づき
さらに話を進め、「分速」を「秒速」に変える話をしました。
「1分が60秒だから、分速1kmはどうなる?」と投げかけると、
「1分間で1000m進むなら、1秒では1000 ÷ 60だ!」と
自ら計算し始めました。
この一連の流れを通じて、ただ公式を覚えるだけではなく、
数字が持つ意味を具体的に捉え、関係性を理解する大切さを
子どもと一緒に感じることができました。
親も一緒に学ぶ時間
この時間は、子どもに教える時間であると同時に、
親としての私自身が深く学び直す時間でもありました。
「時速」「分速」「秒速」といった単位の変換は、
ただの計算作業ではなく、物事を異なる視点から見る力を
養う練習だと気づかされたのです。
「1時間で進む距離」「1分で進む距離」「1秒で進む距離」。
これらを一つ一つ丁寧に考えると、速さという概念が
単なる数字ではなく、実際の場面を思い浮かべる
イメージに変わっていきます。この感覚を子どもと
共有できたことは、親としての大きな喜びでした。
学びを日常や仕事に応用する
今回の経験を通じて、「速さ」の概念は
私たちの日常や仕事にも応用できると感じました。
たとえば、仕事のスピード感を上げたいと思うとき、
1日の成果だけに注目するのではなく、
1時間、さらには1分間にどんな行動をしたのかを意識してみる。
そうすることで、全体像だけでなく、細部に目を向ける力も
身につくのではないでしょうか。
子どもたちと一緒に学ぶ時間は、単なる勉強だけでなく、
自分の考え方や行動を見直す貴重な機会でもあります。
子どもたちの「わかった!」という表情は、
親である私にとっても新しい発見や気づきの証拠です。
学びを共有する喜び
この記事を読んでくださっている皆さんも、
日々の中で「新しい発見」に出会う瞬間があるのではないでしょうか。
それがたとえ小さなことであっても、自分自身が
成長している証だと思います。
この記事を通じて、子どもたちと過ごす時間や、
学びを楽しむことの素晴らしさを少しでも共有できれば幸いです。
共感していただけた方は、ぜひ「スキ」やフォローをお願いします。
コメントもお待ちしています!これからも子どもたちとの
成長や日々の気づきを記録しながら、
皆さんとつながっていけたら嬉しいです。
寒さが増すこれからの季節、どうか体調にはお気をつけてお過ごしください。ではまた次の記事でお会いしましょう!