成長の瞬間を見逃さない~日常の中に隠れた子どもの変化~
こんにちは、agent-matsukuraです。
日常の中に、子どもたちの成長を感じる瞬間がいくつもあります。それは決して大げさな出来事ではなく、小さな一言や行動の中に隠れているもので、気づいたときには親としての喜びが込み上げてくるものです。
年長の三男が、突然「掛け算を覚えたい」と言い出しました。きっかけはお兄ちゃんたちが算数の勉強で難しい問題を解いている姿を見たからなのか、算盤を習い始めた影響なのかはわかりません。ただ、自分から意欲を見せたことに驚きと感動を覚えました。お兄ちゃんたちや算盤の影響であれ、理由は何でも良いのです。彼がやる気を見せてくれたことが何より嬉しい驚きでした。
さらに、足し算や引き算は2桁までできるとの自己申告もありました。正答率はそこまで高くないものの(💦)、年長の彼にとっては十分な進歩です。「まだまだこれから」と、成長を見守る楽しさを改めて実感しました。
一方、小学5年生の長男は、少し大人びた発言をするようになりました。ある日、ニュースで見た社会問題について話していたとき、彼がこう言ったのです。「でも、誰かを責めるだけでええんかな。その人がなんでそうしたのかまで考えなあかんと思う。」その言葉に私は驚かされました。まだ小学生でありながら、物事を多角的に捉えようとする視点を持っていることに感心しました。同時に、こうした彼の成長を見逃さないよう、日々の会話を大切にしていこうと心に誓いました。大人でも難しい視点に気づいてくれる彼を、これからも応援していきたいです。
こうした瞬間を通じて感じるのは、親が子どもに何かを教えるだけでなく、子どもから学ぶことも多いということです。三男の挑戦からは「やってみよう」とする姿勢の大切さを学び、長男の発言からは「他者を思いやる視点」の重要性を教えられました。
また、子どもたちの成長を実感する中で、私自身も親として成長し続けていると感じます。日常の忙しさに追われる中で、つい流してしまいがちな小さな出来事にも、もっと目を向けていこうと思えるようになりました。それは、親としてだけでなく、一人の人間として大切な視点を養うことにもつながっています。
親であることは決して完璧を求めるものではありません。子どもたちとともに笑い、悩み、時には失敗しながら進んでいくものです。そしてその中で、彼らの成長を見守り、自分自身も一緒に成長していく。その積み重ねが家族の絆を深めていくのだと実感しています。
これからも、子どもたちの成長の瞬間を見逃さないよう、一日一日を大切にしていきたいと思います。