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人材紹介業 起業の道③

いよいよ有料職業紹介事業申請へ

皆さん、私の記事をご覧いただきましてありがとうございます。
株式会社エージェント北海道のYと申します。

前回②に続いて、今回は有料職業紹介事業の申請についてお話しさせていただきます。

事業計画書を作成し、代表にGOサインをいただきました。
※事業計画書の作成の詳細は、また別の記事で書かせていただく予定です。
まず、人材紹介を行うためには厚生労働大臣の許認可が必要となり、以下の要件が必須となります。

認可基準(概要)
以下 有料職業紹介事業 許可要件(概要)より抜粋
1 次の要件をすべて満たす財産的基礎があること。
2 職業紹介責任者が適正に選任されていること。
3 個人情報に関する次の措置が講じられていること。
① 個人情報適正管理規程を定めていること。
② 求職者等の個人情報を適正に管理するための措置が講じられていること。
4 事業所において、事業に使用し得る面積がおおむね20㎡以上あること又は、個室の設置、 パーテーション等での区分により、プライバシーを保護した対応が可能であること。
5 有料職業紹介事業を当該事業以外の会員の獲得、組織の拡大、宣伝等他の目的の手段として 使用しないこと。
6 業務の運営に関する規程を定めていること。
7 適法な手数料以外に職業紹介に関し、いかなる名目であっても金品を徴収しないこと。
8 徴収する手数料を明らかにした手数料表を有すること。


なかなか大変そうだな、と思われる方もいらっしゃると思いますが、2017年に法改正が行われ、これでも大幅に条件が緩和されているんです。

運営資金とオフィスの選定

許認可を取得するために、まず初めに動くこと・・・資金の確保とオフィスの選定です。当社の場合は、2024年12月に許認可取得を目指していました。
許認可までスムーズにいっても申請後2か月~3か月はかかる言われています。2024年9月に会社設立、超急ピッチで要件をクリアしていく必要がありました。

資金は500万円、現金で準備する必要があります。銀行からの借り入れなどは基本認められません。
オフィスについては、概ね20㎡以上の執務スペースと、個室の面談ブース(パーテーションだと1,800cm以上)が必須になります。
書類申請、申請後の実地確認があるためスケジュール上、資金準備の次に決定しなければならない要件です。

オフィスの要件を満たすために、様々な不動産会社様に依頼をしました。札幌市で開業するにあたり、地下鉄駅最寄りは条件として外せませんでした。
①求職者や求人者と面談するために来社しやすい
②会社の印象
③雪の影響を考えると地下鉄がマスト(JRは遅延や運休の可能性がある)

レンタルオフィスの選択

結果、レンタルオフィスで開業することにしました。理由は、

①初期費用・設備投資が大幅に抑えられる
②好立地にある
③将来的に転居する場合でも負担が少ない

①は当社が選択したオフィスは、入居時の費用負担が少ない、賃料が相場より抑えられる、ネット環境が既にある、プリンターなども共有(個人情報も保護できる)で利用できる、などすぐに業務を開始できるのが魅力でした。
個室面談ブースもあり、予約を入れればいつでも使用できるため、執務室の間取りやスペースを考える手間が省けました。

②オフィス誘致のためか、当社も地下鉄北34条駅より徒歩2分の好立地を確保できました。

③会社の成長に合わせて転居する場合も、解約費用が相場より低いく、身動きが取れやすいのが魅力でした。

これで申請に必要な大きな2つの問題をクリアできました。
残る要件は次回④にお話をさせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。

本日の余計なひと言

私は札幌市出身ですが、前職では全国各地を飛び回っておりました。
各地の名産や特産品をいただいてきましたが、九州の食事は絶品でした。
特に鹿児島県は肉・野菜・魚・お酒すべてが絶品で、最高でした。
ビールとハイボールしか飲まなかった私が、芋焼酎にハマり、特に「富乃宝山」という芋焼酎が大好きです。
最近は札幌でも取り扱っている居酒屋が多く、ビックリッキーでも買えますので、ぜひ一度お試しください。現地の方は炭酸割がおすすめのようで、これがすごく美味しいのです。




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