「猫の恩返し」を観て
みなさんは、猫派ですか?それとも犬派ですか?
私は猫派です。ウチでも猫を飼っており、18歳の老猫のわりにとても元気です。
8月20日の金曜ロードショーで放送された「猫の恩返し」について話していきます。
「猫の恩返し」とは
高校生のハルは普通の女の子。車に轢かれそうになった猫を助けたが、その猫が猫の国の王子様だったため“恩返し”に猫の国に招待されることに。「このまま、猫になってもいいかも……」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づいていく…。その時、ハルを救うべく、猫の男爵・バロンが颯爽と現れる。「だめだハル、自分を見失うんじゃない」。はたしてハルの運命は? (日テレ 金曜ロードシネマクラブより)
さまざま葛藤や冒険を通して、主人公ハルの心の成長について描かれた作品です。
ハルは猫の王子を助けたことで、さまざまな恩返しを受けます。しかし、人間のハルにとってはうれしくない内容ばかりでした。(マタタビやネズミのプレゼントなど)
しまいには、王子と結婚のために猫の国に連れて行かれ、猫になっていくなど散々な目にあいます。
そのたびに「猫なんて助けなければよかった」と後悔してしまうのです。
心情の変化
物語の終盤、王子が白猫ユキに「おさかなのクッキー」を渡してプロポーズしました。そのクッキーを見て、ユキが昔助けた野良猫だったことを知ります。
そのことからハルが感じたのは、次のことです。
「私、間違ってなんかいなかった。猫を助けたことも迷って苦しんだことも、みんな大切な自分の時間だったんだ」
発端が猫を助けたことだったため、自分の選択が誤りではないかと迷っていました。
しかし、昔助けたユキが元気で暮らしていて、王子と幸せになろうとしていること。二匹が戻るために手助けしてくれていることで、自身の行いが間違っていなかったと確信するのです。
まとめ
良い行いをしたからといっても、必ず自分に戻ってくるとは限りません。相手のためにしたことでも、かえって迷惑になることもたくさんあります。
しかし、人助けや善い行いについてはやらなかったことで後悔するものだと考えます。
どちらせよ自分が後悔しない決断をしたいものです。
さいごに
8月27日の金曜ロードショーは「風立ちぬ」が放送されます。
同じ日に「劇場版 アーヤと魔女」が公開されるため、どちらも楽しみですね。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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