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川瀬巴水 旅と郷愁の風景 〜SOMPO美術館〜
先日、新宿にあるSOMPO美術館に行ってきました^^
何度か足を運んでいますが、素晴らしい作品の数々に毎回時間を忘れます。
川瀬巴水
明治生まれ。
大正・昭和時代にかけて活躍した木版画家です。
旅が好きだったそうで、日本各地を訪れ、作品にしていったそうです。
「今の私に何が好きだと聞かれましたら、即座に旅行!と答えます。」
と語っていたそうですよ。
今回、ミュージアムショップで
★ジュニア版★ブックレットを購入しました。
わかりやすく巴水について書かれています^^
(以下、写真はブックレットより)
*修業時代 版元の渡邊庄三郎との出会い
*旅する版画家 巴水のたん生
*関東大震災という大きな試練
*名声の確立、そしてスランプへ
*巴水の晩年
展覧会の会場内にある説明などで読んでいたのですが、
このブックレットで復習できたことで、さらに理解が深まりました^^♪
毎回思うのですが、
巴水の木版画の雨や雪の作品は、音が聞こえてくる感じがするんです。
雨音、風の音、雪の日のシーンとした音!!
見入ってしまいます。
好きな作品はたくさんありますが、
やはり何度来ても 雨や雪の風景が一番好きだなと思います。
展覧会の会場内とミュージアムショップで、
木版画が出来上がる工程を動画で見ることができます。
手間と時間と緻密さの、壮大な作業だな〜と感じました。
どんな作品もそうですが、膨大なエネルギーが注がれています。
それを思うと
作品を鑑賞できる幸せが本当に何倍もに膨らみ、
アーティストへの尊敬の気持ちが止まらなくなります。
楽しかったです。
今月26日(日)までです。一度、足を運んでみてください。
SOMPO美術館には、ゴッホの『ひまわり』があり、写真撮影もできます。
すごい迫力とエネルギーを感じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。