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FF14ハウジング:花と水と


はじめに

先日11/1をもって閉鎖した「花と水と」スタジオ。
軽い気持ちで公開したところ、想像以上の反響をいただきました。本当に驚きの気持ちでいっぱいです。沢山遊びに来てくださりありがとうございました。

さて、このスタジオは元々名前なしの試作ブースでした。そのため公開スタジオと試作で変わっているところがあります。
まずは試作の話をした後に、公開スタジオについて書いていきます。

試作

きっかけ

「自キャラに花を持たせたい」

前回の"甘い部屋"のブースを作成したときに、花束を位置調整させて浮かせれば花束を持たせられることに気が付きました。
でも、他の種族になったらその花束の位置は合わなくなります。

私はずっとメイン種族が定まっていなかったのですが、ちょうど黄金7.0のストーリーを走り抜ける頃にミコッテの女の子、エレゼンの男の子だとしっくりくるな~と思うようになりました。
なのでどちらの種族でも花を持たせたい。

さらに言うと私のFCにはララフェルのメンバーもいたので、「キャラクターのサイズにあまり影響せずに花を持つにはどうすればいいんだろうな」と考え始めたのが始まりでした。

それとは別に、花が水に浮かぶというのは全く別のアイディア、神社などにある花手水から着想を得ました。
ただ自分のハウジング技術的にも金銭的にも、お花のセンス的にも、水の上に花をぎっしり置くのは違うかな…と。
以前の"甘い部屋"で花束を持たせたように、花瓶にさすお花たちで花束っぽく作って水に浮かべたら良さそうだなあとぼんやりと思っていました。

「どんな種族でも花が持てる」

このテーマに対して当時の私が出した回答は「居眠りエモートを使う」でした。ただ椅子に座るだけだと、ララフェルの座高とエレゼンの座高は全然違うので花の位置が難しい。さらに意外と花瓶のお花って大きくて、良いサイズの花束を作ることができなかったのです。
まあ種族や性別によって居眠りエモートの向きや位置が全然違うので、今となってはそれじゃ全然解決策にはなってないよ…と思いますが。笑

作成当時はミコッテの女の子だったので、どの体勢の「居眠りエモート」なら出来るかな…と試していたところ、身体を丸めるしぐさがありそれだ!!と。
身体を丸めて花束を抱えて寝ているようにすれば可愛いかも!!と思いついたはいいものの、その位置で花束を作れるように試行錯誤が始まります…

「花束を水に浮かせる」

これはまた別のテーマでした。
まず室内におけるものでなるべく広い水場を探したところイースタンインドアポンドだったのですがお値段が高い…一つ30万ギル以上、素材だけでも25万ギルくらいは当時していて、ただの自己満撮影ブースにしてはお金がかかりすぎました。

そこで採用したのは"オリエンタルバスタブ"。
当時はハウジングが初心者すぎてこれを上げては落としてしまい…の繰り返し。良い位置置いて、落ちない高さまで上げて(意外と上まで上げないといけない)…という調整が慣れていなかった分すごく時間がかかりました。
また、花をいざ置こうとすると花瓶がバスタブの底から丸見えだし、何より思ったよりも深くベッドを仕込んでも水面から顔が出ないかも…とここで気づきます。

なのでベッドをもう少し上にあげて、それをさらに別の床を作って隠し、花瓶が床から出ないけど花は水面から出る、ミコッテ女の子が居眠りしたときにちょうど顔の半分が水面から出るように…という位置調整が、もう本当に、信じられないくらい大変でした。
でも当時はその大変さを全然感じていなくて、黙々と上げては落とし、上げては落とし、花束を浮かせては引っ付かせて…笑
ただただハウジングが出来るようになることが楽しくて、ここでいっぱい練習したおかげで調度品浮かせもしっかり出来るようになりました。笑

完成

そうして深夜に完成させたものの自分では思うような絵が撮れない…
そこでいつもミラプリが可愛くて、たまたまその時ミコッテの女の子に幻想中だったFCマスターのみかさんを呼び出し、「なんかこうエモい感じで撮りたいんだけどミラプリないかな…」というリクエストをして撮れた写真がこちら。(ど深夜だったのにも関わらず来てくれてありがとう…)

花と水と 試作 w/みかさん

本当にイメージ通り、なんなら予想よりも断然かわいく撮れました。本当にありがとう。こちらのミラプリのイメージをそのまま公開スタジオの告知に使わせてもらいました。

花と水と 試作
花と水と 試作
花と水と 試作 w/なぎちゃん
花と水と 試作 w/ぷぷちゃん

ララフェルは居眠りでも撮れないことはなかったのですが、「地面に座る」エモートもかわいかったのでお気に入りのSSです。
この時のSSたちがなんとなく曇っているのはバスタブの湯気です。あったかそうでいいね!
ただバスタブだったから狭く、またベッドの浮かせ位置が下手で、撮影するのがとても難しいという高難易度ブースとなっていました。

ライトはシンプルに一つだけ。
グラアプデのおかげ(?)で水面の反射がとてもきれいになったのですが、代わりに壁に反射する水面の光がバグってカメラの位置によっては横線・縦線に見えていました。(これは公開スタジオのほうではよりひどくなっていました…なぜ)
残念。

花と水と 試作

こちらの試作は1つ目の公開スタジオ「とある秋の日」よりも前に、FCハウスの個室でただ自分のために製作していました。
イメージ通りのSSも撮れて、フレンドたちと一緒に撮影できて満足した私は、他の試作を作りたかったこともありこのブースを一度崩しました。

「花と水と」 スタジオ公開

もう一度作った経緯

またいずれ別の記事に書く予定ですが、自身2つ目の公開スタジオ"Hello, Halloween!"を作るときに地下のスペースと設置数が若干余ったので、「花と水と」を作り直すか~という軽い気持ちで同スタジオの地下に製作しました。
なので完全にハロウィンスタジオのついでで製作しました。
なぜなら上記に載せた画像のいいね数もRP数も、フォロワーが多くなかったことを加味したとしても別に伸びていなかったので、そんなに人来ないだろうし一緒にしていいか~という…。

この予想は大きく、大きく外れて、ありがたいことに「花と水と」はたくさんの方に訪問いただきSSを撮っていただくことになりました。

試作からの変更点としては大きくはイースタンインドアポンドを使用したこと。これによりさらに広い画角で撮影することができるように。(カメラ酔い軽減のためにお金を出しました)
またイースタンインドアポンドにもともとあるお花の色味も、今回の花束にマッチしていてよかったです。

花と水と 公開スタジオ 修正前
花と水と 公開スタジオ 修正後。
SSを見てお花の色味が強すぎたので手前に白い花を足しました。

感想

細かい製作の過程は試作のほうの記載を見ていただくとして…
告知の投稿をしたときに瞬く間に拡散され始めて驚き、次の日の朝に通知が来すぎてスマホが熱くなって充電されてなかったとき、正直なところを言うとものすごく怖くなりました。スタジオが自分の手を離れていく感覚というか、なんというか…
もう自分のスタジオではないような感覚でした。

一つ前のスタジオ「とある秋の日」のときもいっぱい見ていただいて本当に嬉しかったのですが、この「花と水と」の広まり方は体感その比ではありませんでした。当時のフォロワー数も60とか70とかでほぼほぼ絡みがない方みたいな状況だったので、いくらハウジングタグをつけてたとはいえこんなに広まるなんてなあと… ありがたかったです。

いろんな方がSSを撮ってくださり、タグで毎日数十件SSが投稿されていると、嬉しさ反面、戸惑いの気持ちも大きかったです。長~いツイッター歴でいいねが4桁超えるのもそんなに経験してきていません…。

私はこのブースを確かに作ったけど、アパルトメント、FCハウスと試作に続く4個目のハウジングで、どシンプルで、全然何も細かいことを考えていなくて…いわば習作のようなものだったので、それが受けたことに文字通り大困惑していました。試作のときのSSは全然だったのに・・・?!

あとは同ハウスのハロウィンスタジオの方がいっぱい考えて作ったんだけどな…という気持ちもありました。
投稿される方に悪気はないのはもちろん百も承知ですが、ハロウィンスタジオの方をおまけのように記載されていることがあったりして、「う~~~~~ん」と複雑な気持ちになっていました。
複雑な気持ちになるなら公開しなきゃええやんというのは本当にそう…。

自分でも気に入ってたブースだったのは確か。
それをほかの人にも気に入っていただけてすごく不思議な気持ちでした。
ここでいっぱいSSは撮ったし投稿もしました

まとめ

これは本当にボーナスタイムというか、今回だけ。
たまたま運良く色んな方に見ていただいただけなんだろうな~と今は思います。私は今後こんなに人様に見ていただけるようなスタジオを思いつける気がしません…。

そんなこんなでちょっと複雑な気持ちになったスタジオでしたが、それでもやっぱり多くの方に見ていただけたのは単純に嬉しかったし、毎日タグを見るのが本当に楽しかったです。私自身も本当に大好きなブースでした。
あとエモいSSが撮れると多くの方に言っていただけていましたが、ハロウィンスタジオの地下に作った関係でBGMはエモくなくて大変申し訳なかったです…笑

本当に多くの方にご来訪いただきました。ありがとうございました…!
今後どこかで作り直すかはわかりませんが、もしまた作ったときにはどうぞ遊びに来てください。

いっぱいありがとう!








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