すべてはここから始まったんだった、というような本
今日、昔のことを少し思い出していて、
ふと、自分の進路選択に多大な影響を与えた本のことを思い出した。
といっても、タイトルもすっかり忘れていて、
なんとなく(講談社の)ブルーバックスの科学系の本だったような気がしたが、
バックナンバーを見ても、いまいちよくわからなかった。
内容としては、人工的につくられた閉鎖空間において数人が共同生活を送る実験について書かれていて、
地球以外の惑星に人類が移住する際に参考になるかも、みたいな実験だったと思う。
そこで「閉鎖空間 実験海外」というキーワードで検索したところ、
すぐに、その実験施設が「バイオスフィア2」であることが判明し、
本のタイトルは『バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間』だったことがわかった。
なんとなくの記憶としては、高校生のときにこの本を読んで、進学先の学部を選んだような気がするが、
ことによると、大学入学後に読んだのかもしれない。
いずれにしろ、この本の影響もあって、就職活動ではJAXAの前身組織を第一志望にしていたが、
書類であっさり落ちたし、その後の人生では宇宙に関わることは一切なかった。