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第1回ノートノベリスト詩詠み会 俳句 2020冬 『願い』
こちらの企画に参加します。
兼題が「願い」です。今年の場合、皆世の中に対する強い願いを書く人が多いかもしれませんね。私は、日常の小さな願いを句にしました。
すべて引っ越して以降に綴ったものです。見出しの写真は、雪が降った日に娘が雪山を作ったもの。日々溶けないかと心配していましたが、それから雪が積もり、そのまま残りそうです。
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北国に越し伏す妻に蜜柑買う
火の点かぬ中古ストーブじっと見る
雪に遊べ濡れてまみれて舞い跳ねて
雪の山積み溶けるなと子は願い
運動の足しになれよと雪を掻く
寝入り時ストーブ給油ランプ点き
ちらちらと目肥やすほどの雪であれ