
世紀末を対義語変換するとバブル時代がやってきた
こちらのコンテストに参加する。
対義語である。なにをひっくり返すか。
やはり、アニメ化され大人気となった、週刊少年ジャンプに連載されていた例の国民的漫画であろう。
そう『北斗の拳』だ。
え?よく知らない?ここでは対義語変換混じりでしか説明しないよ?
ま、簡単に言っておくと、世紀末のマッドマックス2みたいな暴力が支配する世界で、胸に7つの傷のある一子相伝の暗殺拳である北斗神拳の継承者「ケンシロウ」が、悪い奴らの経絡秘孔をついて「あべし」「ひでぶ」という奇声ととともに内部から爆発させまくるというお話だ。
この厨二心くすぐる漢漢した世界の数々のセリフに対義語変換をかけてしまうとどうなるのであろう?
まずは世界背景からである。
「199X年、世界は核の炎につつまれた!」
↕ これに対義語変換をかけると
「1980年代、日本はお笑いブームであった」
ケンシロウ登場である。
「俺はケンシロウ」
↕ 対義語変換
「ぼく、マギー司郎って言います。よろしくね」
うん、妥当であろう
で、胸の傷が見つかる。連載第一回にしか現れない謎の伝承、行ってみよう。
「世が乱れる時、胸に7つの傷を持つ男が現れる」
↕ 対義語変換
「お笑いブームの頃、『お笑いスター誕生!!』で7週勝ち抜く」
ふむふむ。妥当な変換だ。次。老人がまた不吉な伝承を述べる。
「北斗あるところに乱あり」
↕ 対義語変換
「東洋館は笑いでいっぱいだ」
なに、なんか文句ある?次行くよ。どんどん行くよ。
敵が登場だ。もうとにかくわるい悪い奴だ。ケンシロウが闘う。
「アタタタタ」
↕ 対義語変換
「あららら、あら不思議」
かの決め台詞、行ってみよう。
「お前はもう死んでいる」
↕ 対義語変換
「縦縞のハンカチが横縞になっちゃった」
「あべし」
↕ 対義語変換
(笑)
最後はリンちゃんが叫ぶ。
「ケーン!」
↕ 対義語変換
「シロー!」
さあ、心の準備はよいであろうか。
版権の都合から絵は用意できないので、各自アニメの各人物がセリフを言う姿と思い浮かべた上で、セリフをまとめて対義語変換してみよう。
(ナレーション)「199X年、世界は核の炎につつまれた!」
(ケン)「俺はケンシロウ」
(老人)「世が乱れる時、胸に7つの傷を持つ男が現れる」
(老人)「北斗あるところに乱あり」
(ケン)「アタタタタ」
(ケン)「お前はもう死んでいる」
(ザコ)「あべし!」
(リン)「ケーン!」
↕ 対義語変換
(ナレーション)「1980年代、日本はお笑いブームであった」
(ケン)「ぼく、マギー司郎って言います。よろしくね」
(老人)「お笑いブームの頃、『お笑いスター誕生!!』で7週勝ち抜く」
(老人)「東洋館は笑いでいっぱいだ」
(ケン)「あららら、あら不思議」
(ケン)「縦縞のハンカチが横縞になっちゃった」
(ザコ)(笑)
(リン)「シロー!」
【おまけ】
「俺は天才だ!」(アミバ)
↕ 対義語変換
「あんたばかぁ?」(アスカ・ラングレー)
「退かぬ」(ラオウ)
↕ 対義語変換
「退却、退却ー」(やらわか戦車)
「我が生涯に一片の悔いなし」(ラオウ)
↕ 対義語変換
「恥の多い生涯を送って来ました」(太宰治)
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