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2024年11月18日の近況報告 理想と現実とは切り分けた方がいい

画像は「石岡ともゆき」さんのフォトギャラリーを使用しています。

 普通の人なら「理想と現実」を「=」で繋ぎたくなるんだろうけど、それはやらない方がいい。


 昨今の例ではスリランカが「無農薬有機栽培」にこだわったのか「化学肥料、化学農薬の使用禁止」を強制したら
 主力産業である農業に文字通りの壊滅的被害が出て収穫量が激減、輸出用の茶葉も大打撃を食らい現金も無くなり、挙句の果てに国家が破産してしまった。
 なんてことがあったので「地球にやさしいエコロジカルなグリーン経済」を夢見るのは良いけど、それを実現しようとしたらどうなるかのシミュレーションはしつこいくらいにやった方がいい。


 日本人にとってスリランカの件は「対岸の火事」だろうけど、
 マスメディアの首謀で、民主党に政権を渡してしまった過去がある日本も下手すればスリランカの二の舞、って事になりかねない。
 日本のマスメディアは「腐っても鯛」っていう言い方が正しいかどうかはわからんが、まだまだ何千万人の大衆を扇動出来る力はあると思う。
 俺の親も毎週金曜夜はチコちゃんに叱られてるし。


 国内で原子力発電所が一部再稼働してるけど、今まで火力発電所のみで賄っていた時と比べて、試算の種類にもよるけど「億」どころか「兆」単位の経費節約ができるとの事。
 そりゃあ原子力発電所は危ないっていうイメージがあるけど、高騰(こうとう)する燃料代をどうするんだ? という現実と折り合いを付けなくてはいけないんだよな。


 100%善、100%悪、なんていうものは現実世界には無く、善70%悪30%、あるいは善30%悪70%みたいな表裏両方あるのがほとんどだ。
「悪は許さん」と悪を削ぎ落したらそれにくっついていた善も削ぎ落されて、まさにスリランカみたいな例になる。
 あるいは善は取り入れなくてはと、やたらめったら善を採用したらそれにくっついていた悪も集まって世の中メチャクチャ。なんて事にもなる。


 政治家に国の行く末を託すのは政治を良く知らない素人の間違った意見を通さないためにあるんだ。
 日本はスリランカの尻尾になってはいけない。
 普通の人なら「理想と現実」を「=」で繋ぎたくなるんだろうけど、それはやらない方がいい。


Xやってます。日常生活で思ったことをつぶやいています。

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