【詩】 道具
完璧に 封印されているもの
決して美しいとは限らない
使い古された時代ものであるかもしれない
リフィルは無い 役目が済めば それで終わり
けれどそれは 私の手になじみ
触れている時も しまい込んでいる間も
常に変わらず そばにある
だから大切に少しずつ使って
できるだけ長く ともに過ごせるようにする
理由なんてない ただそれは
私の中に
完璧に 封印されているものだから
完璧に 封印されているもの
決して美しいとは限らない
使い古された時代ものであるかもしれない
リフィルは無い 役目が済めば それで終わり
けれどそれは 私の手になじみ
触れている時も しまい込んでいる間も
常に変わらず そばにある
だから大切に少しずつ使って
できるだけ長く ともに過ごせるようにする
理由なんてない ただそれは
私の中に
完璧に 封印されているものだから