⑲マルセイユ⑴サン=ジャン要塞のアルテミス神殿
当初、最終日のマルセイユでは、モノプリでお土産のマドレーヌを買う用事しかないと思っていた。
しかし、調べているうちに、この地が元ギリシャの植民地で、エフェソスで盛んだったアルテミス信仰がこの地を経由してローマに渡ったこと、アルテミス神殿と思われる遺跡がサン=ジャン要塞の岬から発見されていることを知った。
ならばまず行く場所はサン=ジャン要塞!
ということで、さっそく出かける。
本当はチェックイン前に到着して、荷物だけホテルに預けて出かける予定だったのに、とっくにチェックイン時間を過ぎてしまったので、あまり時間がなくなってしまった。
ギリシャ人が開いた旧港。いい感じ。
知らない人に説明しておくと私は自他共に認めるギリシャマニアです。
いたるところから生音楽が流れてくる。
賑やかで陽気な雰囲気。
あとでこの観光電車に乗って、丘の上のノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂へ行くつもり。
そして先端にあるサン=ジャン要塞
回り込んでみる
この辺のどこかw
もはや全くわからない。
中にも入ってみる。
また外に出る…
もうこの辺りを3周くらいした。こんなに歩き回っても、アルテミスどころか、全然ギリシャを感じない。
もはや昔過ぎるのか。
だって、アルテミス神殿と思われる遺跡が発見されたのって1952年だし…って、今調べたらサン=ジャン要塞ではなく、サン=ジャン要塞の近くのサンローランの丘の下だって!
それ、どこ!
しかしその時はそんなことも知らず、あたりをキョロキョロしていると、なんとギリシャ語を発見!!
まぁ!素敵!
ホメロスのイリアスの一節?
手のひらから光ってなんだろう?
なんかわかんないけど素敵!
さすがおフランス。
こんなオシャレにギリシャをリスペクトしてくれてありがとう!
これでなんとか気が済んで、この場を離れることにした。
ところが!観光電車の切符を買おうとしたら、もう終電終わってた…
ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂はマルセイユを一望できるっていうのもあるし、一応ルルドも行ったので、聖母マリアとマグダラのマリアに無事に旅できたことのご挨拶ができたらと思っていた。
でも実は航海の守神というのが1番気になっていたのだ。
私は長年ギリシャのエーゲ海の島々を船で旅してきたというのがあり、船の聖地には行きたいタイプ。日本のこんぴらさんや住吉大社も大好き。
もちろん観光電車乗らなくても行けるんだけど、もうちょっとめんどくさいんで行くのやめます。
だってもう一つ行きたいところがあるのだ。
話題の映えスポット。
パニエ地区にレッツゴー!
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