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「会議で意見が言えない…からの脱出!」 ~極度のあがり症でも発言できるようになった訳とは?

会議室の重苦しい空気。

ホワイトボードに書かれた議題。

真剣な顔で

議論を交わす上司や同僚たち。

私は、その一角で、

ただ黙って座っている。

心の中では、

意見やアイデアが渦巻いているのに、

口に出すことができない。


「◯◯さん、何か意見はありますか?」

上司の言葉に、ドキッとする。


心臓がバクバクと高鳴り、

手汗が滲んでくる。

視線が私に集まるのを感じる。


喉がカラカラに乾いて、

声が出ない。


「あ、えっと…」


しどろもどろになりながら、

何とか言葉を発しようとするが、

頭の中が真っ白になって、

何を言いたかったのか

わからなくなってしまう。


結局、私は何も言えずに、

会議は進んでいく。

「ああ、また何も言えなかった…」


自己嫌悪と後悔の念が、

私を押しつぶす。


私は、社交不安障害で、

人前で話すことが苦手だ。


特に、会議のような場で、

自分の意見を述べるのは、

恐怖でしかない。


以前、勇気を出して

発言したことがある。


しかし、緊張のあまり、

声が震えてしまい、

うまく伝えることができなかった。

その時の失敗がトラウマになり、

ますます会議で発言することが

怖くなってしまった。


でも、このままではいけない。

私は、自分の意見を伝えたい。


会議で積極的に

発言できるようになりたい。


そう思って、 私は、

あがり症克服のための

新たな挑戦を始めた。


スピーチ練習会への参加だ。

最初は、 人前で話すこと自体が怖くて、

声や足が震えていた。


しかし、 回数を重ねるごとに、

少しずつ慣れてきた。


他の参加者からの

フィードバックや励ましが、

私の自信に繋がった。


スピーチ練習会で得た経験は、

会議の場でも活かされた。


呼吸法を意識することで、

緊張をコントロールできるようになった。


事前に意見を整理しておくことで、

頭が真っ白になることもなくなった。


もちろん、 今でも

緊張することはある。


だけど、 以前のように

怖くはない。


私は、 あがり症を克服する過程で、

自分自身と向き合い、

成長することができた。


あがり症で悩んでいるあなたも、

諦めないでください。


小さな一歩を踏み出せば、

きっと、 未来は変わります。


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