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初対面の人に緊張しすぎて、誤解されてしまった話


私は、あがり症に悩んでいる際、

初対面の方とお会いすることが

何よりも恐ろしかったです。


事前にどんなに準備をしても、

相手と目を合わせるだけで心臓がドキドキし、

手が震えてしまう自分がいました。

そんな自分をなんとかしようと、

「大丈夫、リラックスしよう」

と心の中で何度も何度も

言い聞かせていました。


ある日、仕事で

初めてお会いするクライアントとの

打ち合わせがありました。


普段なら

なんとかこなせるだろうと

思っていたのですが、


いざ対面すると、

最初から緊張が

抑えきれませんでした。


特に名刺交換の瞬間、

私の手が震えてしまい、

名刺を差し出すときに


少しだけ滑ってしまいました。

その瞬間、相手の方が

気まずそうに一瞬目を見張ったのを

見逃しませんでした。


その小さな失敗が、

私の心臓をさらに速く打たせ、

どうしても落ち着けなくなったのです。


最終的に、私の言動が

不自然に映ったのか、

相手の方は

「大丈夫ですか?」

と心配そうに声をかけてくださいました。

その一言が、

まるで自分の無能さを

指摘されたように感じ、

さらに落ち込んでしまいました。


その後、帰り道で深く反省し、

自己嫌悪に陥ったものの、

少しずつ気づいたことがあります。


それは、

「緊張している自分を受け入れることが大切だ」

ということです。

自分を責めすぎず、

無理に完璧を求めないように

心がけるようになりました。


今でも

初対面の方とお会いすることは

緊張しますが、


少しずつ自分を許し、

相手に伝えられることを

大切にしています。

あがり症でお悩みの皆様、

私も同じように感じていました。


失敗してしまっても、

それは前進するための一歩です。

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