本質的な価値を提供できているだろうか…と、思わず振り返ってしまいました。
著者のnakamura hiroki | キッカケをデザインする。さんは、またもやデザイナーさんです。外部デザイナーとしてかかわっていたクライアントさんが、資金繰りが悪化して破産してしまったことをきっかけに、デザイナーとしての関わり方を変えた、というお話です。
そうして、自分を振り返ったとき、上記のように感じた、自己分析したと述べています。
著者のnakamuraさんはこの経験を経て、たとえクライアントの要望だったとしても、よくないと思ったらよくないと伝えるようになったそうです。
デザイナーさんに限らず、大事なスタンスだなと思いました。
編集として仕事をしていると、せいぜい大きくても本1冊程度のビジネス規模しかありませんので、この方ほど大きなジャッジメントに関わる機会は基本的にありません。
それでも、たとえどんなに小さな仕事でも、クライアントにとっての本質的な価値を提供できているかどうか意識することはとても重要だし、自分を引き上げることにつながります。多分。
たとえば…編集は進行管理や社内外の調整も行うので、さまざまな人と接触しますしね。
嫌らしい言い方をすれば、その時の振る舞いは、意外とクライアントさんも見ているものです。
そういう場面で、本質的な価値提供をすることは可能であるし、そうあるべきです。
…うーん、「本質的な価値」という、カッコいい言い回しに比べて、ずいぶん小っちゃい話で終わってしまいましたね。すいません。
まあとにかく、仕事についていろいろ考えさせてくれる記事です。
編集としてだけではなく、仕事人として。
よかったら、ぜひ。
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