AGA治療のお薬 全てやめてしまうとどうなるの?【医師監修】
男性型脱毛症、いわゆる薄毛はお薬で治療ができます。
AGA治療薬を使用すると、3ヶ月程度で抜け毛の減量や発毛を実感する方が多いです。更に使用を継続することで年単位で改善が見られるでしょう。
ここで、AGA治療をスタートした患者様に必ずお伝えすることがあります。
『治療で改善が見られてもフィナステリド・デュタステリドの内服は必ず継続してくださいね。』
AGA治療は大きく分けて2種類のお薬を使用します。
①進行を抑制するお薬→フィナステリド、デュタステリド
②発毛するお薬→ミノキシジル
ミノキシジルは発毛を促す役割の為、見た目が変わります。
ただ、フィナステリド・デュタステリドがないと薄毛の進行を食い止めることができません。
その為、AGA治療薬の根本のお薬はフィナステリド・デュタステリドになるわけです。
治療結果が出たからと言って、根本治療薬のフィナステリド・デュタステリドをやめてしまうと、再度進行し始めてしまいます。
ただこのように説明していても、自己判断で内服を中止してしまう患者様はいらっしゃいます。
結果ほぼ全ての方が短期間で治療前の状態に戻ってしまいます。
個人差はありますが、約1ヵ月程度で抜け毛が一気に増え、急速に治療前の状態に戻る方もいらっしゃいます。
AGA治療は、薄毛に対する悩みがある以上続けなければなりません。
反面で、継続さえしておけば永続的に毛量を維持できる、とても良い治療方法です。
AGA治療を中断する前に、医師や専門家と相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
治療に関しては、JTオンラインクリニックにお気軽にお問い合わせください。
【監修医師】 鈴木 沙織
2014年3月 東京医科大学卒業
2014年4月 都内総合病院にて初期臨床研修開始
2016年4月 大学病院外科入局
2016年4月 大手AGA専門クリニックで勤務開始
2020年4月 都内総合病院勤務
オンライン専門クリニックを開院、現在に至る。