映画『ザ・ミソジニー』感想 懐かしくて前衛的なオカルト作品
おどろおどろしいハッタリが懐かしいホラー。映画『ザ・ミソジニー』感想です。
『女優霊』『リング』の脚本や、『霊的ポリシェヴィキ』の監督などで知られる高橋洋によるホラー映画。監督作品を観たことはないのですが、「女性蔑視」「女性嫌悪」を意味するタイトルで、いかにもホラー作品な予告という違和感に、何か惹かれるものを感じて観てまいりました。
作品の雰囲気としては、懐かしいゴシック・オカルトという感じですね。古びた洋館を舞台にして、そこから舞台が動くことなく、少ない登場人物