映画『さがす』感想 「伊東蒼、おそろしい子…!」な一作
『空白』に続いて、伊東蒼さん父親運が悪いですね。映画『さがす』感想です。
『岬の兄妹』で衝撃的なデビューを果たした片山慎三監督による長編第2作。『岬の兄妹』は、劇場で観た際のインパクトが強く、その湿り気の強い陰鬱さがありつつも、どこかユーモラスがあるという空気は、本当に独特のものでした。
今作が初の商業作品ということなので、一応ミステリー娯楽作品には仕上がっているんですけど、その独特の陰鬱さとユーモアというものは今作でも引き継がれています。やはりこの片山監督の特色にな