マイベストホラー映画『哭悲』
クリスマスイブ。
よっぴに「クリスマスやし、趣味の釣り行かへんほうがいい？どっちがいい？」と訊かれたので、「行ってほしい。ネトフリで観たいホラー映画あるねん」と返答。
「あ、そうなんや」とちょっと拍子抜けした様子のよっぴ。
「めっちゃグロいらしいねんな」（＝だから一人で観たほうが良い）と私。
「めっちゃグロいんや…」（＝ほな遠慮するわ）とよっぴ。
指折り数えて待っていた『哭悲』をついに！！！（歓喜）
BRUTUSの「こわいものみたさ」特集で見かけてからずっと気になっていた映画。
Xで多くのフォロワーが紹介している、なんともえげつないらしい映画。
ちなみに18禁。ホラー映画で16禁はよく見るが、18禁はあまりない。
ありとあらゆる家事を終わらせ、12/24の昼過ぎから一人で鑑賞した。
元々ホラー映画が大好物で、中でもゾンビものが一番好きなのだけど。
この映画は人が人でなくなるという意味合いでは同じなのだけど、人間が狂犬病めいたものに感染するという設定。
人格は残したまま、欲望が、凶暴性が、残虐性がむき出しになる。普通の人間が突然狂い、良き隣人に遅いかかり、嗜虐の限りを尽くして死に至らしめる。
いやぁ…すごいブツに出会ってしまった…。
鑑賞中ずっと血が滾って、胸の高まりが抑えられなかったよ、あたい。
残酷すぎる描写に世界が戦慄
容赦なきエクストリーム・ホラー
内臓を抉られる衝撃
二度と見たくない傑作
こんなモン思いつくなんて頭の中どうなってんねん！配給会社もどうかしてる！！でも大好き！！！
グロ映画への耐性はかなりある方だと思うが、私でも結構キツかった。これはぶっちぎりで歴代トップ。
見たいけど見たくない、でもめちゃくちゃ見たい！に丸っと完璧に応えてくれた。
とんでもないクリスマスプレゼントをもらった。
これだけバッキバキに私の欲望を満たしてくれるホラー映画にはもう出逢えないとすら思い、それに絶望するほど。
私のフォロワーさんの中には、きっと観たいなんていう奇特な方はいないと思うが、ホラー映画大好き民にはぜひともおすすめしたい。
これだけのためにネトフリ入会する価値がある。
…というわけで、鑑賞して数日経つのに脳裏にこびりついて離れないため、近日中に再鑑賞する次第。
私もどうかしてる。