いまの私がまごうことなく最強
2024年9月6日現在の私は脂が乗り切って、最高にいい女。
なぜなら、知識・知性と美しさが同程度かつ高水準で備わっているから。
大学生までは超陰キャ。渡りたい道に男子がたむろしていたら、ろくに声もかけられず、「すみません通ります…」と蚊の鳴くような声で言うのが精いっぱいで、後ろから「声小っさ!!!!」と聞こえてきた。
友達はいたが自分の世界を強くもっていて、図書館に通い詰め、読書と1970~80年代の音楽を聴くことに没頭していた。
ものの見事に大学デビュー。でもおしゃれや肌の手入れなどの方法がわからず、古着ミックスで髪形くるくるパーマの不思議ちゃんだった。
化粧も下手くそなりには頑張っていたけど、ニキビも結構できていたし、近所の化粧品店で「お母さんの方が肌きれいよ!?」と言われ撃沈。
この頃、TSUTAYAに毎日のように行っていた。当時はアルバム5枚で1,000円とかやっていて、オリジナルMDを作ることに命をかけていた。洋楽は1年経たないとレンタル解禁にはならないため、待ち構えて真っ先に借りていた。
当然、読書ももりもり続けていた。
そう、20代前半までは知識・知性が先行していた。
自分なりのおしゃれはしていたが、根本的な方法をわかっていないため、もったいない女みに満ちていた。毛穴が気になったらスキンケアを頑張るんじゃなくて、ファンデ塗りたくる感じ。全然似合わないマジョリカ・マジョルカの真っ青なアイシャドウとか使ってた。
OPAで服を買い漁る前に、もっと素の自分自身に気を遣えていればなぁ。
この迷走具合も今となってはかわいいのだけれど。
20代後半にはデパートでコスメを買うようになり、体毛のお手入れなどに本格的に着手。シュウウエムラのオイル洗顔がめちゃくちゃ流行っていたのと、RMKで散財した思い出が浮かぶ。
この頃から、着飾っていない素の自分がどうにかこうにか整っていった。
ただSNSなどもなく、仕事も忙しかったため、狭い知識のなかで手を打っていた感じ。
30代からは、自分の理想と現実がかなり近づいてきた。「あれ?今まで使ってた色って似合ってない?」とか、「髪の毛でお金をかけるべきはカラーではなくトリートメントだ」とか、美の底上げをするために自分自身にとって最短ルートがわかってきた。
お尻が大きいこともようやく認め、カバーできるファッションを選べるようになったりも。それまでは、着たい服を着るぜ!と努力もせずに、お尻が目立つ格好もしてた。
そして、今。
気になっている部位を引き締めるための効果的なストレッチもわかる。きれいな形のお尻をキープして、タイトな服も着こなしてる。
ちゃんと似合い、かつちゃんと好きな色のコスメを使っている。
仕事できるオンナやしな!
陰キャ時代に培ってきた知識・知性に、努力によって手に入れた美しさが加わり、今の自分が完成した。
それに気づいたのはよっぴの一言だった。
ろっかはいろんなこと知ってるから、しゃべってて楽しい
よっぴがニュースについて疑問を口にしたら、深いことは無理だけどささっとは答えられる。
音楽についても、その辺の女性より詳しい自信ある。しかもよっぴと好きな音楽の系統が同じ。
YoutubeでSUPER BUTTER DOGを流すと、「俺このアルバムめっちゃ聴いてたわ」と盛り上がったり。当時はなんとなくカッコいいと思っていただけなのに、「ここのベースえぐい」とか言い合えて、今になってよっぴの解説を聞いたりして、好きだった理由を今ごろ発見したり。
陰キャで本を読みまくり、TSUTAYAでCDを借りまくっていたあの頃。
そのおかげで、よっぴにとってはおもしろみがあり、深みのある恋人になれているみたいよ!!
過去の私、ありがとう!!
それでも知識・知性だけでは恋愛市場においては戦えなかった。
そんな時代も経て、自分を正しく磨いてきて、継続しているからこその美しさが備わった。
自分に似合うファッションもメイクもわかってきて、生活の余裕ゆえに上質なものも買える。
外見も努力して進化させてきた私、ありがとう!!
おかげでよっぴからは
ろっかは、きれいで、スタイルもよくて、頭もよくて、料理も上手で(これについては後日書こうと思う)、最高の彼女やなぁ
と冗談めかして言われる。
とにかく今の私は史上最高にできあがっているし、中身も外見も全身つよつよ!!
そしてこれからもどんどんレベルアップしていくの。