アフターコロナTwitter分析vol.1~ 2/14から4/26までの「100いいね」
前回の記事で、4月19日までの「アフターコロナ」「コロナ後」「ポストコロナ」「ウィズコロナ」に関するツイッターの書き込みで「100いいね」以上もらったツイートを分析しました。今回は、その続編となる、20日~26日の1週間を加えた分析です。
前回記事はこちら:
調査方法
この期間に「100以上のいいね」をもらった書き込みだけを全て収集しました。これは4月26日までのものを27日夜時点に集めた時点のものです。今後ツイート主が削除したりもするので、変化するかもしれません。件数は882件となりました。
なぜ100いいねなのか?ですが、前回の繰り返しになりますが、これは、決めの問題でもあるのですが、一般的に「いいね」の方が拡散したい「リツイート」よりも軽く受け手の同意を示すということが過去の私が関与した消費者インタビューでも明らかであったためと、100人の共感を得られたものということはある程度の世の中の意見の代弁であることを示すのではないかという仮説からきりのいいところに設定したという形です。また、100いいね以上に今以降到達するツイートも後付けで出てくるため、882件という件数も変動しうることには留意ください。
キーワードの内訳
各キーワードの内訳は以下です。
グラフにすると以下の通り。
見にくいですが、ピンクがコロナ後、青がアフターコロナ、緑がウィズコロナ、黄色がポストコロナです。
今回、アフターコロナが落とし、コロナ後、ウィズコロナ、ポストコロナが伸ばしています。ツイート数推移
ツイート数推移は以下です。
4月22日~23日が大きく伸びていますが、これは、「コロナ後の世界」という内田樹氏の以下の記事が注目を集めたことによります。
次に、キーワード別の日別推移です。
週別推移です。
トピック別総数
次に、トピックを分類して数を数えてみました。分類はなかなか難しいツイートもあるのですが、主題についてで振り分けています。
ちょっと字が細かくて見にくいかもしれませんが、今週注目が高まったのは、各産業・企業のあり方や、政治・政策に関すること、人間関係や価値観についてでした。また、「ポストコロナなんて来ない」「アフターコロナといっている知識人ぶった人に違和感がある」といったアンチの書き込みも増えています。
書き込みの件数を単純比較すれば以下です。
書き込みの内容についての対立軸や注目概念は前回から目立って変わったものは見受けられませんでした。前回整理したものを再掲しておきます。
対立軸
注目概念
いかがでしたでしょうか。
実際のツイートの紹介は著作権の絡みから控えておきますが、興味を持ったキーワードでツイッターを検索するなどして、ご自身で見てみて下さいね。
この分析は週次で続ける予定です。書き込み件数が増えてきてややキャッチアップが追いつかなくなってきていますが、頑張ります!