
介護保険料【大阪市が突出して高いワケ】 MBS NEWS動画を要約してみた
介護保険制度を調べていたところ、このYoutube動画で地域格差がかなりあることを知りました。
興味深い内容だったので、要約+思ったことを述べます。
動画要約
前提
介護保険とは、保険制度の一つ
40歳から介護保険料の支払いが必要になる
市区町村から介護が必要になったと認定されたら、サービスが受けられる
認定枠は要支援1,要支援2,要介護1~5に区分される
大阪市の介護保険料が高い理由
大阪市の介護保険料は9,249円/月と日本最高値。最低額の東京都小笠原村の3,374円に比べて、3倍程度の差がある。
全国的には、その理由は
地域によって介護施設の数が違うから
地域によって高齢者の数が違うから
大阪市に関しては、以下の2点から介護保険料基準額が高額になっている
一人暮らしの高齢者が多い
65歳以上の人がいる世帯のうち単独世帯の割合、大阪市45%(>全国平均29.6%)(2020年国勢調査)
一人暮らしの高齢者は軽度状態から要介護認定を受けてサービス利用する傾向に…
低所得者の割合が多い
住民税非課税世帯にいる高齢者の割合 大阪市49.3%(>全国平均33.2%)(介護保険事業状況報告 厚労省統計 R3年度分より)
同じ地域の中でも、所得によって保険料は変わる
対策は…??
上がる介護保険料、対策は?
持っている貯金を基準に保険料を決める?
現金化してタンス預金する人がいるので難しい
介護保険料の納付開始時期を引き下げる
現役世代の理解が得られづらそう
一人一人が健康寿命を伸ばして、納付する側にいる時間を長くする
意見、感想
自分は大阪に高齢の母がいる。まさに「軽度状態から要介護認定を受けてサービス利用する」を勧めようとしているので、同じこと考える人は多いんだなと思った
制度設計を考える時の気持ちと、高齢者の息子としての考え方を区別するのが難しい。オカンには世話にずっと楽して生きてもらいたいけど、自分の保険料が上がるのは嫌やな〜というのもある
国に頼るのは正直むずい気がしている
国に頼らず、個人が健康的な生活をして「健康寿命を伸ばす」は正しい。最適解。なのでこのアカウントではそんな発信を続けていきたい。が、同時に人生何があるかわからないので、介護が必要になった時のことも考えたい
国に頼らずに所得も増やしていきたい。(副業やったり、キャリアアップしたりなどで)