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1st Album『Begue』制作秘話

さて皆様、今回はAfro Begueの1st album『Begue(ベゲ)』について書いてみようかと思います。

リリースがいつなのかと遡ってみると2014年だったので、もう6年前の出来事なのですね。
早いものです。

このアルバム制作をきっかけにベースのSuzKenが加入したこと、そもそもはOmarと2人だけでアルバムを作ろうとしていたのは以前にも書いた通りです。(SuzKen加入についてはこちら↓)

Afro Begueとして初レコーディングだったので、どんな風に進めていけるのか楽しみでしたが、この時はあまり時間が取れず、全8曲を1日でほぼ録りきり、2日目で残りの細かい作業を全てやり切るというなかなかの強行スケジュールでした。

ただ、Afro Begueのレコーディングはみんなでせーのっ!ていうスタイルが基本であまり細かく区切ったりしないので、それがその強行スケジュールを可能にしたのかもしれません。
もちろん、メンバーみんなのスキルがあってこそです。

しかも、大体OKテイクは1テイク目か2テイク目。最近でもそうですが。
となると、1曲につき多くても3〜4テイク×8曲なので、サクサク進んでいくわけです。

もちろん1テイク入魂です。
演奏自体は普段のライブとなんら変わらないテンションで繰り広げられます。

曲はというと、レコーディング前からずっとライブでやっていた曲もあれば、このレコーディングに向けて新たに出来ていった曲もありました。
例えば、『Fallou Fall』『Bamba Harnoube』『Wakhtouwe』とか、その辺りがレコーディングに向けて、当時新たに出来た曲だったように記憶しています。

このレコーディングに向けてSuzKenが加入したことなどを考えると、当初計画していたOmarと僕の2人で全ての楽器を担当してアルバムを作ろうとしていたことがもしそのまま進んでいたとしたら、先に挙げたような曲は出来ていなかったかもしれませんね。

そして、なんと言ってもこのアルバムはジャケットにも正に手が込んでいます。
『Afro Begue』の文字が全てOmarの手で出来ているのです。

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当時はレコーディング作業もひと段落してOmarはセネガルへ一時帰国していた為、全てオンラインでのやり取りでOmarも頑張って手で形を作って送ってくれました。
送られてきた写真を見て、ちょっと可愛くて、ふふってなりました(^^)

まぁそんなこんなでAfro Begueとして初のアルバムが無事に完成したわけです。

レコーディング終了後、スタジオ近くで入ったジンギスカン屋さんが美味しかったのもいい思い出です。

次回は2nd album『Santat』について書こうと思いますので、また是非見てくださいね!

『Begue』デザイン by Tatsuya Horikawa


それでは!
by ユウスケ

▼2nd Album『Santat』制作秘話↓

▼3rd Album『Balkô』制作秘話↓


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