2021/09/15 朝の話 老人の日
おはようございます。
今日は老人の日です。
敬老の日じゃないの?と思いましたが、以前は9月15日が敬老の日で祝日となっていました。祝日法の改正で2003年から9月の第三月曜日に変更になりました。
当時、祝日法の改正で月曜日が祝日になるようになり、校務主任の先生方は頭を抱えました。月曜日の授業の時数確保が難しくなるということでした。月曜日に週1時間の授業が入ってしまうと年間35時間行うことが困難になるというものでした。
祝日法で変更になったのは
成人の日
敬老の日
スポーツの日
です。3日間だから大したことないんじゃないかと思いますが、運動会や合唱コンクールなど土曜日授業の振替を月曜日に取ることが多いので、ただでさえ少ない月曜日が余計に減ってしまうからです。
私が校務主任をしていた時は、1ヶ月先、3ヶ月先、1年先を常に意識していました。夏季休業期間中に来年の予定の大まかな形を作って、想定される授業字数を計算します。運営委員会では3ヶ月先の提案をし、職員会議では来月の詳細な計画を提示します。そうすると、カレンダーとのにらめっこが多いので祝日と火曜日に詳しくなります。何月何曜日になんの行事が入っているのか瞬時に応えられるようになります。全く自慢にならない特技が校務主任の先生には備わります。
弊害もあって、今年と来年の曜日がごちゃになってしまい、会話では今年の話をしているのに頭の中で来年のことを考えていると話が噛み合わないことがありました。だいたい1日ずれで曜日があるので、すぐに修正ができますが、閏年があると困ります。さらに春分の日、秋分の日は年によってずれるのでこれも困ります。職業病だと思いましたが、校務主任は学校の行事や授業時数など、学校が回るためのことの責任を持っているのでとても楽しかったです。調整するために、学年主任と交渉したり、予定の隙間をうまく埋めたり、子供達に先生方に負担のないように時間割を変更したり、やることはたくさんでしたが、反応が直に帰ってくるのでやりがいがありました。しかし、1年前から、3ヶ月前から伝えているのに1ヶ月行事予定を配ったときに「えぇっ知らないよぉ」って声を聞くと「言ったよ」と心の中でムッとしたりしていました。
それでは行ってらっしゃい