同じ景色を見ている全く違った人生について
同じ時間と同じ場所で、同じ風景を目にしていたとしても、心に刻まれる記憶の感触や色や形はまるで違うのだなと実感することがある。
それは感性の違いや興味関心の違い、ひいては生きる姿勢や生き方の違いにつながっていく。それらが、あるひとつの風景を見たときにまったく別のフィルターを作り、別のリアクションを引き起こし、別の記憶を形作っていく。
だから世界は不思議だなあと常々思う。
たぶん、どんなに愛し合っているひとがいたとしても、価値観やワクワクをシェアできるひとだったとしても、感性のシンクロ率が著しく高かったとしても、100%わかりあえることなんてない。だから人生は面白いし、人間関係はエキサイティングで刺激的なのだと思う。
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