2022年5月 PMP試験- 受験記(自宅受験)

2022年5月に自宅受験でPMP試験を受験したので、その記録を残したいと思います。試験前色々不安でググっていましたが、テストセンターでの受験期や少々古い受験期はあったものの、最新の状況は無かったのでこの記事が参考になると幸いです。

受験申請

PMP受験資格(35時間のPM教育の受講と36か月(大卒の場合)のPM経験)を無事に満たした上で、オンライン上で具体的なPM経験の記述などを行う受験申請をします。

厄介なのはPM経験の記述で、2022年5月現在では期間の被りの無い36か月分のプロジェクト経験を、200 Word以上500 Word未満を目安に英語で記載する必要があります。私の場合は200-250 Word程度で、UdemyのPMP講座でAndrew氏が紹介していたテンプレートに沿って経験記述しました。

申請後、Eligibility (受験に必要な要件を満たしているか)の確認が行われます。私の場合は無事監査無しとなり、支払い行い即試験日が予約できるように。

試験日予約

試験日予約に関しては、自宅受験とテストセンター受験(支払い時にどちらで受けるか選択)で違うと思いますが、自宅受験の場合は2022年5月時点では月2回のみ実施。選べる日付は5月中の土曜日に二回表示されているのみでした。

試験日の変更は試験日の30日以内での変更は有料で70USDと高額のため(30日よりも前であれば無料)、試験日の選択は中々勇気がいります。。

模擬試験

自宅受験の場合、試験を予約すると受験環境がPMP試験の要求を満たしているかを確認するための、模擬試験を受験できるようになります。eztestなるシステムをインストールする必要がありますが、当日も同じシステムでの受験となるためインストール必須です。模擬試験自体は特に10問ですが、特に正解も表示されず、何回でも受けられます。

試験環境

PMP試験の要求を満たす試験環境を整えるのが中々大変です。基本的に部屋には何も置かず、机の上に置いて良いのはPCと透明のコップに入った水のみ。メモ帳やペンも使えません。

PCはラップトップでもデスクトップでも可能ですが、外部モニターは使用禁止、取り外す必要があります。PCのカメラでの監視は当然ですが、他にEagle Eyeによる監視が必要という事で、タブレット、もしくはスマホを自身の斜め45度後ろかつ1.5-2m離れた場所、125cm - 150 cmの高さに設置する必要があります。この監視は、頭、肩、手元、PC画面が常に見えるように設置しないといけないという事で、日本の狭い家では中々この要求を満たすのがしんどかったです。。。

4時間の試験中、休憩時間以外は一切他の人が部屋に入ってはいけない、画面を覗けるようになっていてもいけない(窓から部屋を覗けないようにする必要あり)と言った要求も。

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