オラ、東京さ行くだ！！ pt3

さて、受験の面接試験当日がやってきました。
朝があまり強くない自分は、ホテルの目覚まし時計を二重にして寝坊がないように注意をはらいました。翌朝はスッキリとはいかないまでもまぁ、無事に起きることができていざ大学へ出発！！

ラッシュアワーには被らない時間帯での面接試験だったので、おかげさまで予定よりも早めに試験会場入りができました。そしていよいよ本番です。

予想をしていたよりも、スムーズにかつ流れるように進み、自分の中では及第点はいけるかも！！と勝手に思いながら面接試験は終了しました。その間は他の推薦面接に来ている他県の生徒さんと、緊張の面持ちで待機していたのですが・・・

「休憩時間に、一服する人がいたら案内しますよ！」と、試験官の先生が一言声がけをしてきました。え、一服ってタバコですか。いや自分もその当時はフライングスタートして吸ってい（以下割愛）いやしかし、横山やすし。

それってついて行ったらダメなヤツじゃないですかね？え、おおらかなの？

自分は頭の中で色々と思いを巡らせていると、な、なんと。何人の生徒さんが立ち上がり、試験官の先生についていくではありませんか！！

おぉ、君たちチャレンジャーだな。まぁ一息入れて試験に望んでくれたまえ。って上から目線で脳内で彼らに一声かけていました　笑

横目でニヤニヤしながらこちらを見てついて行ったキミ。
今でも覚えてるけど、入学したら学校では会わなかったねぇ。

その日の夜は、親戚のお姉さんご夫婦と新宿でプチお祝いディナーをご一緒しました。さすが都会のご出身で、洒落たレストランでごちそうをいただきました。

後日お部屋探しなどで大変お世話になった方です。あれから何十年と経ち、中々お会いすることも出来ず、不義理をしています。ここで感謝とお詫びを申し上げます。いつまでもお元気でいてくださいね。

ほどよい疲れの中、池袋のホテルへと戻りました。気分はもう大都会東京の一員にでもなったかのように。