団塊世代
厚生労働省の定義では 1947~1949年生まれの世代であり 世間で云う団塊の世代である 多分 語呂の問題で「の」が入る様に成ったのだろう
一説には 堺屋太一の小説「団塊の世代」由来との事も
小説「団塊の世代」は読んだが 内容は面白いと云うか未来予測をしている感が有り 結構当たっている感もあるのだが 如何せん読ませる文章と云う感じでは無く ちょっと読みにくかった
2020年(正確には2015) 人口の 1/4 が 65 歳以上
2040年 人口の 1/3 が 65 歳以上 と予想されている
高齢化の速度は世界第1位で イタリアを抜き 世界中から有る意味 大注目の日本
2番じゃダメなんですか? って云わなのは何故だろうか (´・ω・`)
別段 団塊の世代に恨みが有る訳では無いが 単に人数が多すぎて社会的な弊害が出ているって話ですよね
特に歳を取れば取るほど 個体差が大きく成り 後期高齢者になる75歳でも健康でバリバリ働ける人も居れば ヨボヨボで可哀想な方も居る 偏屈なのか疾患なのか他人に迷惑を掛ける奴も居る
どうせなら 可愛いおじいちゃん 可愛いおばあちゃん に成りたいと思う
先だっても ✖面白い 言い方が悪いかな 興味深い行動を見た
或る 7-11でのお話である
神の舞う坂が多い間口の小さなお店で 店員さんは若いおねいさん
レジに前から2番目に並んでいる時のお話
何やらレジのおねいさんと老人(私は見た目で年齢を判断出来ないので)が買い物レジ袋が有料に成った事を説明している
老人は
いつもの 某店(xポテトを売ってる)では 無料で紙袋に入れてくれるので同じようにして欲しい
(注:正規のサービスでは無いと思われます)
レジのおねいさん
当店では その様なサービスは行って居ないので レジ袋を買うか そのまま商品を持って行って下さい
まぁ 内容は こんな感じで おねいさんは冷静に おじいさんは怒りながら問答をしているのだ
コーヒーだけを買いに来たのだが 入った時は問答はされて無かった様なので 始まったばかりだ
あーぁ 面倒くさいなぁ。。。 他のコンビニに廻ろうか等と考えていると
目の前に並んでいた 女子高校生(制服を着ていた)が 凄く気楽な感じで おじいさん越しにレジのおねいさんに声を駆けた
「その おじいさんのレジ袋代 私が払うから 袋に入れてあげて下さい」
ほぉ 同じ様な話を 夏頃に友人から聞いていたので ちょっと笑った
ついでに
女子校生が振り向いたので「ブラボー」とか云ってしまいましたが(笑
当然 レジのおねいさんは そそくさとレジ袋に商品を入れ おじいさんに押し付け 「次の方どうぞ」って感じだったのだが おじいさんは まだ ブツブツ言ってレジ横でグズグズしていたら。。。
今度は 後ろに並んで居た方が
「 黙って 帰れ じじぃ! うぜぇ 」とのお言葉が飛んできた
おぉぉぉ すげー と思い振り返ると OL風の綺麗なおねいさんがニッコリしているので また「ブラボー」とか云ってしまった(笑
処が そのOL風の方は レジの女子高生とニッコリ笑い合って居ただけの様だったので ちょっと気まずかったのだが ははは。。。
中々 笑える話なのだが 問題なのは同様の話をこの3ヵ月程で聞いたのが2回目と云う事
極有り体に云えば そんなに友人も多くなく 外に殆ど出ない人間が 友人から聞く 実体験する と云う再現性の高さなのである
こんな話は日本中を探せば幾らでも有る話だとは思うが 自分の身近でこれだけの頻度で起こる事は 日本中での頻度を考えると 頭が痛い事案になる
交通事故の話も同様であろう 老害 老害 と騒いでも止まらないなら 実行力のある 法的規制を設けるしかないのかもしれない
2050年前後には 総人口1億人を切る予想がある 全人口が20%減少し
1/3が65歳以上
30人 のクラスが
24人になり
8人が65歳以上
3人が15歳未満 ← 本来は2人の計算だが希望的観測を含めた
上記の例は 全く無意味だが数を具現化する為にシュミレートしてみた
具体的にすればするほど 暗澹たる気持ちになる
逃げ切れる世代は重畳であるが 逃げ切れない世代や 若い世代からすると
全く笑い事では無いだろう
某竹中氏曰く「ただ『年をとったら国が支えてくれる』と甘く考えないで 老後 資金は『自分で貯める』のが基本です」
さて 日本沈没まで 生き残る事が出来 歴史を見る事が出来るのか
最早 チキンレースと化してしまった感さえ拭えない
ガンダムでは無いが
君は 生き延びる事が 出来るか。。。