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再生映画記録 Vol.2 "都会のアリス"
ヴィム・ヴェンダース作品が大好きです 中でも好きなのは、『ベルリン・天使の詩』と『都会のアリス』 不器用な主人公と、都会っ子のアリス 見ず知らずの2人が突然旅をすることになる話です ときどきぶつかりながらも徐々に徐々に心が通っていく感じ 親子でもない、歳の差はあるのに対等で、どこか友達のような関係の2人がすごく好き 静かな流れの中でぎこちない2人の会話や行動 一緒に過ごすうちに語らないけど心情の変化があったり 愛おしさ、寂しさもある 終わってからも、ああもっと2人を観ていたかったなと思う作品です ヴェンダース作品は不器用で愛おしい登場人物が多いから好きなんだろうな
再生映画記録 Vol.1 "月世界旅行"
月の目にロケットが突き刺さる印象的なシーンの映画 とっても有名なのでストーリーや監督のことは特に詳しく記載はしません 高校生のとき、地元の小さい映画館で観た 『メリエスの素晴らしき映画魔術』 ちょうど月世界旅行の作品公開100周年を記念して、当時のフィルムを現代技術で再現カラー化し、さらにAirの現代音楽に合わせて甦らせるという、ドキュメンタリー映画です その作業工程をたっぷり観た後に、現代版月世界旅行の上映があるんです もうわくわくして仕方がなかった 大人になると忘れてしまう純粋なわくわく感を表現し続けたメリエスを見て、当時わたしもそういう大人になろうと強く思った瞬間でした 100年前の作品に現代の音楽が合わさると、メリエスがぐっと近くに感じられる気がします 著作権が切れているためかメリエスの作品はいくつかYoutubeに転がっていますが、ぜひドキュメンタリーから観てほしい
