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家に来た愛猫の話

こんばんわ
雨が止んでから車を洗車してた時に風に煽られたユウヤです。
風強かった・・・
泡が風になって飛んでいく

家に愛猫のトランプがいる
なぜトランプかというと、
見た目が前アメリカ大統領に似ていたからである。

トランプとの出会い

トランプは名古屋市動物愛護センターで保護されていた。

以前に愛護センターから譲渡された犬(マルチーズのマルコ)が寿命を全うして旅立ってしまい、
家族の中に大きな穴が空いて数年が経っていた。

ある日、
娘が『猫が欲しい』と言い出した

『どうして欲しいの?』と聞くと、
娘『猫の恩返しを観て』と安易な発想

娘が言うのであればと思い、
久々に動物愛護センターに向かった。

愛護センターで猫がいる場所へ案内され、
室内には複数のご家族がいた。
その日は譲渡会があり来られた人なのだろう。

僕は一匹ずつ猫を確認していくと、
すごい視線を感じた。
振り向くとキジトラが睨むように僕を見ていた。

近づくと人懐っこいとは言えない
横柄な態度だった
それが僕の中で一番良かったのかもしれない。
ある種一目惚れである。

僕『この子がいい』
奥さん『え!なんで?』
僕『一目惚れ』
奥さん『本当にいいの?』
僕『この子がいい』

奥さんは納得してくれた。

愛想がなく、体重が5kg、目つきが悪い
この条件で欲しがる人はいないだろうと思ったら、愛着が湧いてきた。

1週間のトライアル期間


自宅で生活してみてそのまま飼えるか、
無理なのかを判断する時間がもらえる。

家に来ても愛護センターと同じで、
愛想はなく横柄な態度だった。

ご飯はよく食べる子だ。
体型を維持するかの如くがっつく
ご飯の時間は朝6:30と夜6:30に寝る前9:00にあげる事になった。

その日は寝て朝方トランプの鳴き声で起こされる。

なかなかの食い意地には驚いたが、
可愛いやつである。

1週間のトライアルが終了する前日には、
家族の意見はこのまま飼うことになった。

愛護センターへ

トライアル終了の手続きを行いにトランプを連れて行こうとする時、
ゲージに入るのをすごい嫌がった。
捨てられる恐怖なのか、
病院へ連れてかれる恐怖なのかはわからないが、
すごい抵抗をしていた。
なんとかゲージに入れて車へ乗り愛護センターに向かった。

車内はトランプの鳴き声が響いていた。
ゲージに入っている窮屈感なのか、
ドナドナの気分なのか・・・

無事到着して手続きを終わらせて家路に急いだ。
やっと本当の家族になれたのである。

事件勃発

ある日の夜の事だ。

みんなが寝室で寝ようとした時に、
娘がトランプにちょっかいを出していたら
トランプが娘の太ももを本気で噛みついた。
娘はガン泣き
トランプを引き離し、娘の太ももを見ると血が出ていた。

翌日娘は病院に行って治療を受けた。
麻酔なしの状態で傷口を洗浄されたらしい。

その日娘はトランプを怖がっていたが、
翌日にはトランプと遊ぶようになっていた。

事件パート2

ある日甥っ子が家に遊びにきていた。
僕が仕事から帰ると玄関のドアが少し空いていた。

リビングで甥っ子と息子・娘が遊んでいて、
『ドアが空いていたけど最後に家に入ったのは誰』と聞くと、
『僕』と甥っ子が言った。

そうこうしていると、
トランプのご飯の時間になり、準備をしたが反応がない。
部屋中探しても姿がなかった。

まさかと思い、
ご飯入れを待ち外に出て探しに行った。

ご飯の容器を揺らし音を立てると、
近くの物陰から鳴き声が聞こえてくる。
物陰に光を当てるとトランプ発見。
即座に捕獲して家に連れ帰る。

いわゆる[トランプ大脱走]であった。
外への憧れもあったのだろうが、
ちょっとビビリな性格もあって、無事に家に帰ってきたのは何よりでした。

脱走は今まで5回ぐらいはあったと思う。

猫の習性

"ねこはこたつで丸くなる"
童謡にあるようにこたつがあればいいのだが、
家にはこたつはまだない。

ヒーターの前によくいる

ガスストーブじゃないからまだいいけど、
近すぎるって家族みんなからツッコまれている。

ヒーターがついていると必ずべったりと

憎めないキャラクターになっているトランプ
今ではかけがえのない家族です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回も宜しくお願いします。



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